それまでのF-15がダイヤル計器中心の従来型コックピットだったのに対しF-15Eストライクイーグルは前席に3つ、後席に4つのMPD(Multi Purpose Display:多目的表示装置)が装備され“グラスコックピット”化がなされています。
これら7つのMPDは表示色以外はすべて同じ機能を持っていて、パイロットは必要に応じてそれぞれに別々の情報を表示させることが出来ます。
全てのMPDには周囲に20個のプッシュボタンがついていて、ゲーム中のMPD操作はすべてこれらのボタンをマウスでクリックすることで行います(操作が大変な場合はポーズをかけて行うと良いでしょう)。プッシュボタン(以下PBと略します)には番号がつけられていて左側の一番上をPB1として反時計回りに1〜20となっています。これらのボタンの役割はMPDのページによって異なり、それぞれボタンの横のMPD上で説明されます。
MPDのページを切り替えるにはまずメインメニューを表示させます。メインメニュー以外の全てのページのPB11の横には'M'と表示されていて、このPB11を押すことでメインメニューが表示されます。
メインメニューは各ページの呼び出しの他、NAV,A/A,A/Gの各マスターモードに切り替えた時に標準で表示されるページの設定が出来ます。
メインメニューでの各プッシュボタンの役割は
PB6を押すとボタンの上の'PROG'が四角で囲まれ、ページ中央には現在設定されている各マスターモードのデフォルトのページ名が表示されます。そして次に押したボタンがNAVモードのデフォルトページとなります。たとえばここでPB1'ADI'を押すと中央の[1]NAVの左に'ADI'と表示され、以後マスターモードをNAVに切り替えた時にはこのMPDは自動的にADIページに切り替わります。
続いてA/Aマスターモード、その次にA/Gマスターモードのデフォルトページを設定します。
A/Gマスターモードの次は再びNAVに戻ります。プログラミングを終了するには再度PB6を押します。すると'PROG'を囲んでいた四角が消えます。
これらデフォルトページは7つのMPDそれぞれに別々の設定が出来ます。