MPD -TSD-
戦術状況表示ページ

TSD(Tactical Situation Display:戦術状況表示)ページは作戦地域の地図を表示し、その上にステアポイントやターゲットの位置などの情報を重ねて表示します。このページは多色表示されるためカラーMPD(MPCD)で使用するのが望ましいでしょう。


TSDページ。Targeting IRキューが表示されている。

@は自機の現在位置を表すシンボルです。その下の数字は現在向いている方角です。
Aはシーケンスポイントです。(○)はステアポイント、(△)はターゲットポイント、(□)はイニシャルポイント、ホームベース型のシンボルはホームベースです。さらにバージョン1.12Fではブルズアイ(◎)が加わっています。
Bは現在のA/Gレーダー走査範囲です。A/Gレーダー使用時のみ表示されます。
Cの矢印はTargeting IRキューでTargeting IRポッドが追跡しているポイントを指しています。センサーキューがRDRの時はこの代わりに四角いHRMキューが表示されます。
センサーキューが表示されている時にはMPD上の左上にそのポイントの方向(AZ)、距離(RNG)が表示されます。AZ 23Lは左に23°を表しています。
MPD左側には自機の位置を0とした距離が表示されています。単位はnm、1nm=1.852kmです。

PB6は自機のシンボル(図中@)の表示位置を切り替えます。'BOT'はMPD上の下側に、'CTR'は中央に表示ます。

PB7は表示するセンサーキューを切り替えます。'RDR'はHRMキュー、'FLIR'はTargeting IRキューを表示します。いずれの場合も指し示すものが無い場合は表示されません。

PB14/13でTSDの表示範囲を増/減させます。選択できる表示範囲は10,20,40,80です。

PB17を押すことでシーケンスポイント順に表示します。ボタンの下には現在表示しているシーケンスポイントの番号が表示されます。'PP'の場合は通常の現在位置表示となります。

PB18'DCL'を押すと現在位置と現在向かっているステアポイントまたはセンサーキュー以外の表示を消すことが出来ます。ボタンをもう1度押すと解除されます。

PB11を押すとメインメニューに戻ります。