MPD -HSI-
水平位置表示ページ

HSIページは主に航法に用います。MPD上には自機を真上から見下ろした形で情報が表示されます。HSIページにはNAVとTACANの2つのモードがあります。

NAVモード
PB10を押すとボタンの上の'NAV'が四角で囲まれNAVモードに切り替わったことを示します。


HSIページのNAVモード。

@は自機の位置を示すシンボルです。自機の進行方向は常にMPD上で真上となります。
Aは方位スケールでE,W,S,Nの文字はそれぞれ東西南北を示しています。
Bは現在向かっているステアポイント(以下SP)の位置です。
Cは現在向かっているSPに関する情報です。1段目はSPの番号、2段目のxxx/yy.yはxxxがSPへの方位、yy.yはSPまでの距離(単位:nm)です。3段目はSPに到達する時刻または残り時間です。
Dは現在向かっているTACANステーションに関する情報です。内容はCと同じです。

PB15,16を押すことで表示範囲を変更できます。現在表示中の範囲はボタンの下に表示されます(単位:nm)。

TACANモード
PB6を押すとボタンの上の'TCN'が四角で囲まれTACAN(Tactical Air Navigation:戦術航空航法)モードに切り替わったことを示します。現在選択されているTACANステーションからのラジオビーコンを捕らえ自機の進むべき方向を示します。なお作戦地域にTACANステーションが無い場合はTACANは使えません。


HSIページのTACANモード。

表示内容はNAVモードとほぼ同じです。
Eは現在選択されているTACANステーションの位置です。
FはTACANステーションへの針路です。
Gは針路からのずれを示し、Hの点はそのスケールです。
現在選択されているTACANステーションへ向かうためにはFとGが一直線になるように自機の針路を修正します。

PB11を押すとメインメニューに戻ります。