無誘導爆弾

無誘導爆弾にはMk.82のようないわゆる"普通の"爆弾の他、Mk.20のようなクラスター爆弾、デュランダル滑走路破壊爆弾などが含まれます。これらの投下方法は全て同じです。そしてこの投下方法にはCDIP、AUTO、AUTO LOFTの3つの爆撃モードがあります。

マスターモードをA/Gに切り替えます。[SHIFT]+[5]を押すか、コックピット下中央のインジケーターがA/Gになるまで[M]を繰り返し押します。


MPDのA/G ARMページのプッシュボタンをクリックして使用する兵器を選択します。選択した兵器は四角で囲まれます。同じ兵器を2つ選択した場合は2発ずつ投下されます。


A/G ARMページでMk.82を選択。
さらに投下モードを選択する(ここではCDIPになっている)。

そして同じA/G ARMページのプッシュボタン5(左側の上から3つのボタン)を繰り返し押すことでCDIP/AUTO/AUTO LOFTと爆撃モードが切り替わります。

CDIPモード
一番簡単で確実な投下方法でしょう。目標を指示する必要もありません(しても良い)。

HUD上には速度ベクトルから伸びた衝突線の先に照準レティクルが表示されています。そしてこのレティクルに目標を重ねて発射ボタンを押します。


目標と照準が重なったら投下。

このように非常に簡単で命中精度も高い方法ですが、目標に向かって降下することになるので対空砲などの脅威の高い目標に対して用いるのは危険です。

AUTOモード
AUTOモードで投下するには目標を指示する必要があります。HUD上で目標をクリックするか
A/Gレーダーを用いて目標を指示します。

目標がHUD上に入るとTDダイヤモンド(◇)で表示され、そこから上に線(ASL)が伸びています。このASLを頼りに目標に向かって真っ直ぐ飛行します。またWSOからも声で指示があります。


速度ベクトルがASLに重なるように飛行し、
TRELが0になる直前から発射ボタンを押しつづける。
G 2.8は目標までの距離。

そしてHUD上の右下に表示されている投下までの残り時間(TREL)に注目し、残り10秒ぐらいから武器発射ボタンを押し続けます。そうするとTRELが0になると爆弾が自動的に投下されます。
ASLに沿って飛行していないと爆弾は目標から逸れることになります。また投下時に大きく加速・減速すると着弾誤差が生じます。

AUTO LOFTモード
このモードはAUTOモードに機首を引き上げる操作が加わります。これは低空から接近し目標直前で上昇しながら投弾する"トス爆撃"を行う際に使用します。

目標指示から接近まではAUTOモードと同じです。HUD上にはTRELの代わりに機首引き上げまでの残り時間(TPULL)が表示されています。ただし目標に近すぎる場合にはTRELになります。


@のTPULLが0になったらAの速度ベクトルとASLを重ねたまま機首を引き上げる。
Bの短い水平線はフラグキュー。

目標に接近を続けTPULLが0になったら機首を引き上げます。上昇中はレティクルとASLが重なるように姿勢を維持します。そして時間表示はTPULLからTRELに変わっているので、これが0なるまで武器発射ボタンを押し続けます。そしてTRELが0になると爆弾が自動的に投下されます。

トス爆撃は爆弾放り上げることで爆弾の射程距離を伸ばすことが出来るため、脅威の高い目標に対して有効です。


またどの爆撃モードにおいてもフラグキューと呼ばれるASLを挟む短い水平線が表示されます。これは現在選択している兵器が影響を及ぼす高度を示すものです。もしこのフラグキューが0°のパスラダーより上に見える場合は自機が爆破に巻き込まれる危険性があります。この場合は投弾前か少なくとも着弾するまでにはフラグキューが下に見える高度まで上昇しなければなりません。