Left Auxiliary Console
左補助コンソール


1.オートパイロットスイッチ
スイッチをクリックするか[A]キーを押すことで自動操縦のON/OFFを切り換えます。FALCON4.0での自動操縦のされかたはSETUPでの設定(3-axis,Steerpoint,Combat)により異なります。

2.緊急搭載物投棄ボタン
ボタンをクリックすると翼端パイロン(Sta.1/9)以外の全ての機外搭載物を投棄します。

3.ギアステータスライト
ランディングギアが降ろされていると点灯し、格納されると消灯します。3つのライトはそれぞれ前脚、左主脚、右主脚の状態を示しています。

4.ギアハンドル
ハンドルをクリックするか[G]キーを押すとギアの展開・格納を行います。ハンドルを上に起こすとギアを格納、下に倒すと展開します。ギア作動中はハンドル頂部のライトが点灯します。

5.ホーンサイレンサー
ボタンを押すと低速時に鳴る警報音を消すことが出来ます。

6.スピードブレーキ位置計
スピードブレーキの位置(開き具合)を0(CLOSED)〜1.0(OPEN)の数値で示します。スピードブレーキは[B]キーを押すと0か1.0に切り替わりますが、[Shift]+[B]で徐々に開くことが出来、逆に[Ctrl]+[B]で少しづつ閉じることが出来ます。

7.補助脅威警戒パネル
SRCHボタンが押されている(ライトが点灯)とRWRに捜索レーダーを“S”のシンボルで表示します。ボタンが押されていない場合は捜索レーダーを探知するとボタンが点滅します。[Shift]+[Insert]
ACTアクティブなレーダーを感知すると点灯します。
LOWボタンをクリックするか[Home]キーを押してライトを点灯させると低高度の脅威(対空砲や低高度用SAM)の脅威度(優先度)を高くします。
PWRRWRの電源状態を示します。通常はON(点灯)になっています。

8.ECMトグルスイッチ
スイッチをクリックするか[J]キーを押すとECMポッド(電子妨害ポッド)の電源のON/OFFを切り換えます。電源をONにすると左にある"PWR"ライトが点灯しポッドが作動します。ポッドが故障すると"FAIL"ライトが点灯します。


HUDコントロールパネル
HUDの表示に関する設定を行うスイッチ群です。


1.スケールスイッチ
スイッチをクリックするか[Ctrl]+[H]キーを押すことでHUDに表示される速度計と高度計の表示方式を切り換えます。

2.フライトパスマーカースイッチ
スイッチをクリックするか[H]キーを押すことでHUDに表示されるフライトパスマーカーとピッチラダーの表示/非表示を切り換えます。

3.DEDデータスイッチ
HUDに表示されるDEDデータの表示/非表示を切り換えます。スイッチを"DED DATA"の位置にするとHUD Only視点の下部にDEDのデータが表示されるようになります。

4.速度スイッチ
HUDに表示される速度の種類(CAS/TAS/GND SPD)を切り換えます。HUDの速度計には現在の設定がC/T/Gで示されます。デフォルトはCASとなっています。

ゲームではCASだけ使っていれば十分なので以下に説明する各速度の違いについては知らなくても構いません。
CAS(Calibrated Air Speed,較正対気速度)はピトー管を用いた対気速度計で計測された速度に、速度による空気圧縮性の影響と位置誤差だけを修正したものです。そのため同じ速度でも高度が高いほど小さい値を示します。
TAS(True Air Speed,真対気速度)はさらに高度による圧縮性、空気密度の影響を修正したその名の通り真の対気速度で、高度の高低に関わらず同じ速度であれば同じ値を示します。
GND SPD(Ground Speed,対地速度)はレーダーで計測される地表との相対速度です。地上にいる人から見える速度に相当します。機体が向かい風を受けている場合は風速の分TASより小さくなります。
3種の速度の中では一見CASが一番不正確なような気がしますが、飛行性能に関する速度(失速度やコーナースピードなど)はほぼCASに対応すると言えます(高速ではマッハ数の方がより正確)。例えばCASであれば高々度でも地表近くと同じ150ノットほどで失速しますがTASではそれよりはるかに高い速度で失速することになります。また着陸時に対地速度を用いるのは風がある場合には非常に危険であると言えます。

5.高度スイッチ
HUDに表示される高度の種類を切り換えます。RADARにするとレーダー高度、BARにすると気圧高度、AUTO(デフォルト)にすると通常は気圧高度でレーダー高度が1,500フィート以下になるとレーダー高度に表示を自動的に切り替わります。
レーダー高度はレーダーで計測される機体の真下の地面からの高度で、主に低空飛行を行う際にはこちらが重要となります。気圧高度は気圧から計測される高度で、地表の高度(起伏)に関係なく一定の値をしめすので通常飛行する際はこちらの高度を参照することになります。

6.輝度スイッチ
HUDに投影される文字やシンボルの明るさを切り換えます。DAYは中間用の明るさ、NIGHTは夜間用の半分の明るさにします。AUTOにすると自動的に切り替わります。