ここでは紹介しませんでしたがRealism Patchはver.1.0の後も2.0、3.0とバージョンアップがされました。
そして今回ver.4.0へバージョンアップされましたが、公開は3.0までのiBetaではなく“Realism Patch Group”のサイトへ変わっています。

Realism Patch Group Home ： http://rpg.falcon40.com/
FALCON4.0 Realism Patch v4.0 ： F4_RealismPatch_v40.zip (2.91MB)

＜インストール方法＞
1. 必要であればパイロットデータ、TE、キャンペーン、ACMIデータ、Phone Bookをバックアップしておきます。
2. FALCON4.0をアンインストールします。アンインストール後もフォルダに残っているファイルは手動で削除します。
3. コンピュータを再起動し、FALCON4.0をCDからインストールします。
4. 再度コンピュータを再起動し、FALCON4.0 1.08USパッチをインストールします。
5. 1.08USパッチがインストールできたらまたコンピュータを再起動します。
6. ダウンロードしたzipファイルを展開します。
7. F4_RP_v40_installer.exeをダブルクリックして実行します。
8. ダイアログボックスでFALCON4.0のインストールされているフォルダを指定します。
9. Apply Patchオプションを選択するとファイルがインストールされます。Advancedオプションはまだ選択してはいけません。
10. 新たに作られたFalcon4_RP_40.exeを実行すると新しいバージョンのFALCON4.0が起動します。デスクトップにショートカットを作っておくと良いでしょう。

aracomさんが作成された英語版/日本語版設定切替ツールを紹介します。これはFALCON4.0の英語版と日本語版を共存させるためにレジストリ設定を書き換えるというものです。

英語版/日本語版設定切替ツール ： fcntl102.exe

ファイルは自己解凍形式です。使用法等はreadme.txtをご覧ください。

Ver.1.08iパッチをリリースしたiBetaから今度はFALCON4.0 Realism Patchがリリースされました。Ver.1.08iおよび1.08i2はオフィシャルリリースのVer.1.08の修正パッチ的なものでしたが、今回はVer.1.09という名前ではなくRealism patchとなっていることが表すように、iBetaが独自にFALCON4.0の再現性をよりリアルなものにして行こうというもので、今回リリースされたVer.1.0はその第１弾と言うことになります。

変更点は

• F-4GがAGM-45シュライクとAGM-88HARMを搭載するようになる。
• 地上戦がより現実的になった。 − 地上部隊は正確な武器・搭載物を持ち、さらに戦闘原理に応じて組織される。
• 爆弾の炸裂、貫通力、装甲、破壊力が全面的に正確なものになる。
• パトリオットとナイキ地対空ミサイルが“目覚める”ようになる。
• 編隊が適当に働くようになる。
• AWACSの“Vector to”が働くようになる。
• MiG-19がレーダーとAA-1を持つようになる。
• BLU-27ナパームが空軍での名称Mk-77と表示されるようになる。
• SA-7がより現実的になった。 − これらは近接信管ではなく接触信管となる。
• AA-10系ミサイルがより現実的な動きをするようになる。

FALCON4.0 Realism Patch v1.00 ： iBETA F4 Realism Patch 1.0.zip (271KB)

＜インストール方法＞
まずFALCON4.0をV1.08USパッチを当てた状態し、さらにv1.08iまたはv1.08i2パッチ(i2を推奨）をインストールします。
次に元のファイルをバックアップしておきます。バックアップすべきファイルのリストはreadme.htm内のOriginal filesに出ています。
ダウンロードしたzipファイルを展開し、その全てのファイルをFALCON4のフォルダにコピーします。

※このパッチは非公式なのでMicroprose(Hasbro)や代理店のMediaQuestはサポートしていません。

既にご存知の方も多いと思いますがVer.1.08パッチはFALCON4.0開発チームのレイオフという形で最終パッチとなってしまいました。
しかしリリースされたver.1.08にも依然改善の余地があることから開発チームのプログラマー達が残された時間も改善を続け、新たに“Ver.1.08i”パッチを作成しました。しかしこのパッチについては親会社Hasbroはサポートを行わないということで、非公式なパッチとしてiBetaよりリリースされました。

改善点は次の通りです

• マルチプレイヤーゲームの安定性が向上した（安定度95％）。
• 1.08で作成されたTEミッションにあったバグを修正。既に1.08で作成したものは1.08iで再度セーブすれば直る。
• 1.08では破壊された滑走路や橋、レーダー等が永久に修復されない問題を修正。滑走路は12〜36時間で修復されるようになる。
• デスクトップに戻ってしまう症状の他の原因を修正。

※このパッチはあくまで非公式であるので、Microprose(Hasbro)や代理店のMediaQuestもVer.1.08iのFalcon4.0についてはサポートは行っていません。

US用1.08iパッチ本体 ： Falcon4_108i.zip (1.65MB)

＜使用方法＞
上のリンク先からダウンロードしたzipファイルを解凍し、作成されたFalcon4_108i.exeをver.1.08にアップデート済みのFALCON4.0のフォルダの中にコピーして、通常のfalcon4.exeの代わりにFalcon4_108i.exeを実行します。マルチプレイヤーの際は参加者全員がver.1.08iとなっていなければならないようです。なお今まで通りにfalcon4.exeを実行するとver1.08のままなので、スタートメニューやショートカットなどはリンク先を修正するか新たに作成すると良いでしょう。

Ver.1.08i2パッチ 99/12/26追加
さらにVer.1.08i2がリリースされました。これは1.08iにインターネット上でのプレイを考慮してパケットの送信間隔を設定できる機能を付け加えたものです。
設定するには起動時に-pfスイッチを付け加えます。ショートカットのリンク先をFalcon4_108i2.exe -pf 100などように設定すると良いでしょう。-pf 100とした場合は100ミリ秒ごとにパケットが送信されるようになります。なおv1.08i2をプレイするには全員がv1.08i2でかつ同じpf値にしなければなりません。

US用1.08i2パッチ本体 ： falcon4_108i2.zip (1.66MB)

FALCON4.0が発売されてからそろそろ1年となることろで、久しぶりのバージョンアップVer.1.08パッチがリリースされました。 今回の変更点は時間がかかった割りに少なく、主なところでは

• 1024x768の2Dコックピットの追加。
• SA-7地対空ミサイルの数と発射率を減少。
• 破壊、占領された滑走路から航空機が離陸しない。
• AIがRWRに不適当に警戒音(New Guy tone)を鳴らさなくなった。

ダウンロードページ ： http://support.microprose.com/f4update.htm
US用パッチ本体 ： f4108us.exe (18MB)

なお、このパッチはUSおよびUKバージョン用です。他の言語のバージョンにはインストールすることは出来ません。日本語版については後日メディアクエストからパッチがリリースされるものと思われます。

19日、FALCON4.0の完全日本語版がメディアクエストより発売されました。
2月に発売されたものとは異なり、ゲーム中のメッセージも全てが日本語化されています。難解な英語メッセージに悩まされた英語版プレイヤーや、英語が不安で今まで購入をためらっていた人もこれなら安心してプレイが出来ると思います。
完全日本語版も英語版FALCON4.0の最新バージョン1.07がベースになっているようです。価格は12,800円。

http://www.mediaquest.co.jp/hot/fal2_c.html

待ちに待たされた4ヶ月ぶりのバージョンアップ、Ver.1.07パッチが24日（現地23日）にリリースされました。今回は再現性やマルチプレイヤーゲームなどの向上に力が入れられたようで、中でもいままで一番泣かされることの多かったAI関係の問題がかなり改善されています。もちろんゲームがクラッシュ問題なども修正がされています。またキャンペーンプライオリティーの設定が機能するようになったのでキャンペーンの進行を思い通りに出来るようになるでしょう。
例によって改善・変更点が多いので、主なものを挙げると

• コックピットの設定が保存できるようになった。
• レーダー誘導ミサイルが発射されたときに特別なトーンが鳴るようになった。
• 波状投下が正しく判定されるようになった。
• キャンペーンプライオリティーの設定が正しく働くようになった。
• TEにF-22とEA-6B, B-1B, Tu-95が新登場。
• AIパイロットが対空、対地双方において、指示された目標をより上手く攻撃するようになった。
• 4番機が対地上攻撃命令に従うようになった。
• AWACSが既に撃墜された編隊を指示しなくなった。
• マルチプレイヤーゲーム時の安定性、接続性の向上。ワープの減少。

下のURLからパッチをダウンロードして実行しますが、その前にFALCON4.0を一旦アンインストールして再インストールするのが良いようです。

ダウンロードページ ： http://support.microprose.com/f4update.htm
US用パッチ本体 ： f4107us.exe (9,940KB)

バージョン1.06へのアップデートパッチがリリースされました。主な変更点はゲームのクラッシュ、AI等の問題修正、2Dコックピットの描画速度の向上などです。

2Dコックピットのフレームレートの向上は目に見えてわかります。AI関係は僚機にHARMでの攻撃指示ができたり、4番機も地上攻撃するようになるなどが大きいです。

http://www.microprose.com/corporatedesign/techsupport/f4update.htm

12日、FALCON4.0がMicroProseの日本代理店メディアクエストより発売されました。
内容は英語版と同じですが日本語簡単操作ガイドが付属しています。価格9300円。

http://www.mediaquest.co.jp/hot/falcon_c.html

FALCON4.0はバグや改善の余地が多いためアップデートが繰り返されています。今回リリースされた1.04もまだ最終バージョンとは言えないものでしょうがそれでも今までよりはかなり快適にゲームをプレイできるような改善がなされています。
修正・改善点はあまりにも多いので詳細はパッチ付属のreadme.docを見て頂きたいのですがそのなかでいくつか目についたものを挙げると

• キャンペーンで無事帰還したのにMIA（行方不明）になる問題の修正。
• ランディングギアの強度を修正（強化された）。
• ラダーの効きの修正。
• AGM-88 HARMの誘導が正確になった。
• AIの向上。AI機が命令に従わないとか、離陸後すぐに基地に戻るのなどの不可解な行動が無くなります。
• ATCなど通信の改善。
• マルチプレイヤー、主にDOGFIGHTの改善。チャットウィンドウのスクロールが自動的に行われるようにもなりました。
• CONTROLLER SETUPでアフターバーナーポジションを設定できるようになった。
• 火花のエフェクトが向上。

http://www.microprose.com/corporatedesign/techsupport/f4update.htm

ミリタリー系フライトシムプレイヤーにとって“リアルなフライトシム”といって真っ先に思い付くのがMicroProse（Spectrum Holobyte）社のFALCONシリーズではないでしょうか。初代“FALCON”から一貫して再現性が重視されていて、シリーズはどれもその当時の最高傑作と評され発売後も長い人気を博していました。
前作FALCON 3.0の発売から5年が経ち現在ではさすがに見劣り（特にグラフィック）がするため、ファンからは新作が望まれていました。そしてその新作のアナウンスはかなり前からされていたものの開発の遅れが重ってなかなかリリースされませんでした。

しかし昨年の12月についに待望の新作“FALCON 4.0”が発売されました。
その内容は期待を裏切らない満足のいくもので、高い再現性はやはり“FALCON”です。進化したグラフィックに加えリアルタイムキャンペーン、マルチプレイヤーゲームなど内容にさらに厚味を増し、再びミリタリー系フライトシムの最高峰としてしばらくは話題の中心となることに間違いないでしょう。

FALCON4.0 バインダーパッケージ版の内容

FALCON 4.0のサイト
http://www.falcon4.com/

Ver.1.03パッチ
FALCON4.0はリリース直後から多くの不具合が指摘されていました。現在既にこれらを解決したバージョン1.03へのアップデートパッチがリリースされています。下のURLのページでUK版、US版、ドイツ版それぞれのアップデートパッチがダウンロードできるようになっています。
http://www.microprose.com/corporatedesign/techsupport/f4update.htm