Grumman
F-14B TOMCAT

Hasegawa 1:72


機首に斜めに描かれたシェブロン入りのストライプもジョリーロジャースの伝統マーキング。燃料タンクにも同じマーキングが入れられています。
搭乗用の引き込み式ラダーとステップは別パーツとなっていて開閉を選択できます。
・・・やっぱりミサイルが無いと物足りないですねぇ。後で付けておきます。


このキットで選択できる主翼の最後退状態は飛行時の最大後退角68°ではなく、それよりさらに後退させた空母格納時の75°となります。 見た目的にはグローブ部分と主翼前縁が一直線になり、主翼後縁も水平尾翼前縁とぴたりと合わさる68°の状態のほうが美しいと思うのですが。


どこから見ても格好良いと言う人は多いでしょうが、ワタシ的には正面から見て一番格好良い戦闘機ナンバーワンだと思います。
F-14A/Bの機首下についているチン(顎)ポッドにはTVカメラ(TCS)かIRSTのどちらかが付くのですが、この機体の場合は前者となっています。なおF-14Dは両方を並べて搭載しています。


A型との大きな違いはエンジンを非力なTF30系からF-16と同じF110系のエンジンに換装したことです。ノズル形状もA型のそれとは大きく異なり、後ろに大きく突き出した迫力のある形状になっています。
2枚の垂直尾翼の間で上下に開いて赤く見えるのはエアブレーキです。


この機体、海賊旗マークの左下に“MUTHA”と書かれているのですが、これはこの飛行隊がこのときに厚木発祥の“The Mutha Trothy”を所持していたことを示すものだと思われます。 このトロフィーは任務の功績に対して与えられる賞というものではなく、太平洋艦隊の飛行隊の間で奪い(盗み?)合うものだそうで、トロフィー自体も日本のたぬきの置物だったりします。 かつて厚木にいたF-14飛行隊VF-21が解散のため本国に戻るときに一緒に持ち帰ったものだと思いますが、ジョリーロジャースの手に渡っていたのですね。
それにしてもF-14にはやはりこの黒地に白(グレーは不可)のスカル&クロスボーンが一番良く似合います。


前ページ / メニューに戻る