空中給油

タンカーの位置を知るにはTACANを用います。MPDのHSIページを開きTACANモードに切り替えます。
タンカーからのTCN信号を捕らえるにはUFCのTACANメニューでTANKERのステーションIDを探す方法か、AWACSとの通信メニューから"REQUEST CLOSEST TANKER"を選ぶ方法を持ちいます。


UFCのTACANメニューで"TANKER"を選択。

そしてタンカーに15nmぐらいまで近づいたらRADIO2メニュー[SHIFT]+[TAB]の中から[5]"TANKER REQUEST"を選びます。するとタンカーからは給油の際の飛行方向・速度・高度が返ってきます。

タンカーとの距離が5nmほどになったらタンカーとその乗員に悪影響を与えないようレーダーをSNIFFモード[R]にするかもしくはEMIS LIMIT[E]にします。プレイヤーがこれを行わない場合は後席のWSOが自動的にEMSLIMITにします。

TCNの情報をたよりに接近を続けます。そして距離が100フィート以内になったらWSOが声で接続の指示をしてくれます。
F-15の受油口は左翼付け根あたりにあります。給油ブームと受油口の位置を合わせるには自機の機首が給油機の右翼付け根と一直線になるようにします。


機の水平位置は給油機の右翼付け根を目安にする。

また給油機の胴体下面に取り付けられているインジケーターでも給油位置とのずれを知ることが出来ます。右のA/Fとある方が前後方向、左のD/Uとある方が上下方向のずれを示しています。2つとも中央に緑色の四角形が表示される状態が適正です。


反対側から見た給油の様子。
インジケーターはもう少し前と下に移動すべきことを示している。

接近の際のスティックとスロットル操作は微妙に行うようにします。大きな操作には大きな慣性がかかるため機がなかなか安定しません。接近する速度も給油機が300ノットであれば310ノット以内にするのがよいでしょう。

接続されるとあとは切り離しまで自動で行われます。
なお空中給油は[ALT]+[F]を押すと全て自動で行われます。