中射程ミサイル

中射程ミサイルはAIM-120 AMRAAMとAIM-7 スパローの2種類があります。AIM-7F/Mはセミアクティブレーダー誘導方式でありミサイルが命中するまで発射母機のレーダーで捕捉しつづける必要があります。AIM-120の最終誘導時は内蔵のレーダーを用いたアクティブレーダー誘導ため母機が捕捉しつづける必要がありません。

まずマスターモードをA/Aに切り替えます。[SHIFT]+[4]を押すか、コックピット下中央のインジケーターがA/Aになるまで[M]を繰り返し押します。

次にターゲットを指示します。A/Aレーダースクリーン上の目標をクリックするか、Long-Range Boresight aquisitionモード[7]等でHUD表示される円内に目標を捕らえます。

そして[3]を押してMRMを選択します。MRMが2種類以上搭載されている場合は[4]キーを押して発射するミサイルを選択します。


AIM-120の発射モード。

HUDの表示はAIM-120とAIM-7で大きな違いはありません。AIM-120の場合は中央の大きな円(ASEサークル)が破線で、AIM-7の場合は実線で表示されます。
HUDの表示内容は目標指示を用いたAIM-9L/Mの発射モードとほぼ同じですが、違うところはSRMモードにはない2つのデータが表示されることです。
@にxxSEC(xxは数字)と表示されている場合は現在の距離での命中までの時間(秒)、AxxSECと表示されている場合はAIM-120がアクティブ誘導を開始するまでの時間です。
Aはミサイル発射後に表示され、Axx/xxSECの場合はAIM-120がアクティブ誘導を開始するまでの最小/最大の時間、xx/xxSECの場合はAIM-120が命中するまでの時間、Txx/xxSECの場合はAIM-7が命中するまでの時間です。飛行中のミサイルが1発だけの場合には最大にだけ表示されます。

ミサイルが命中可能なときはターゲットボックスの下に点滅する星マークが表示されます。また、目標との距離が最低射程より近い場合はHUD中央に大きな×マークが表示されます。

AIM-7の場合はミサイル発射後も命中するまで目標をレーダーで捕捉し続けなければなりません。