TAKE OFF
離陸

離陸の訓練をするにはTactical Engagementから“02 Take Off”を選択します。

機はすでに滑走路上で滑走方向に機首を向けた状態で停止しています。コックピットからは正面前方に真っ直ぐ伸びる滑走路が見えているはずです。

コックピット画面のほぼ中央にある透明なガラス板に様々な文字や線が投影されているのがHUD(ヘッドアップディスプレイ)です。このHUDには飛行や戦闘に必要な様々な情報が映し出されますが、このうち離陸では速度、高度、ガンクロス、ピッチラダーに注目します。速度と高度の表示法に3種類あるので[Ctrl]+[H]を押して自分の理解しやすいものに切り替えます。ガンクロスは機関砲の発射方向を示すものですが機首の向きを示してもいます。最初滑走路上にいるときはこのガンクロスはピッチラダーの0°と重なっています。

管制塔から無線で“Clear for take off”と言われたら離陸を開始します。
まずスロットルを最大の位置までいれるかキーボードであれば[Shift]+[+]キーを押すとエンジンのパワーは最大となり機体が滑走を始めます。

滑走を始めたら注意することはまず滑走路上を真っ直ぐ走ることです。もし機体が滑走路の横に飛び出しそうであればラダーペダルまたはキーボードの[,][.](これらは[<][>]と覚えた方が良いでしょう)キーを押して針路を修正します。

そしてもう1つは速度です。滑走を続け速度が150ノットに達したらスティックを手前に引き機首を上げます。スティックはガンクロスが10°のピッチラインに重なるまで引き続け、重なったらすぐにもとの位置に戻します。機首を10°よりも引き上げてしまうと機体が尻餅を付いたり失速して墜落してしまう恐れがあります。

機体が地面を離れ上昇を始めたら速やかに[G]キーを押すか左側のサイドコンソールにあるギアハンドルをクリックしランディングギア(降着装置)を格納します。ギアが機内に完全に引き込まれるとギアハンドルの上にある3つのギアポジションライトが消灯します。
もしギアを格納しないまま速度を300ノット以上にしてしまうと風圧でギアが壊れてしまいます。離陸したらすぐにアフターバーナーを切るようにすればギアを上げ遅れて破損することを防げます。

速度と高度が十分得られるまでそのまま上昇を続け離陸完了となります。


ギアを格納し上昇を続ける。