Unguided Bombs
無誘導爆弾

FALCON4.0では無誘導爆弾とは以下のものを指します。用途は異なりますが投下方法はどれも同じです。

これらの兵器を使用するにはSMS:A-GページのOSB-5に兵器名が現れるまで[Back Space]キーを押します。

爆弾の投下モードにはCCRP、CCIP、DTOSの3つがあります。モードの切り替えはSMS:A-GページのOSB-2で行ないます。

CCRP
対地レーダーで目標をレーダーロックします。ロックした目標の位置にはTDボックスが表示されます。目標がHUDの範囲外にある場合にはターゲットロケーターラインがその方向を示します。
さらにHUDにはステアリングラインと呼ばれる画面の上から下まで伸びる垂直線が表示されるのでこの線がフライトパスマーカーと重なるように進路を取ります。



投下のタイミングは自動的に計算され、それを示すリリースキューと呼ばれるステアリングラインに重なる短い水平線が表示されます。リリースキューが現れたら爆弾が投下されるまで武器発射ボタンを押し続けます。爆弾の投下はリリースキューがフライトパスマーカーの位置に達したときに自動的に行われます。
爆弾が投下されるまでは水平飛行を続けても良いですが、加速上昇することでより早く(言い換えればより遠くから)投下することができます。その際もフライトパスマーカーがステアリングラインに重なり続けるようにします。

CCIP
CCIP(Continuously Computed Impact Point)は計算された着弾点に目標を重ねて投下する目視照準です。
目標とCCIPピッパーを重ねて武器発射ボタンを押せば爆弾は直ちに投下され命中します。



CCIPピッパーは通常その時点で投下した際の着弾点を示すものですが、実際の着弾点がHUD表示よりも下にある場合でも“とりあえず”HUDの一番下に表示されます。このとき投下ライン上にはディレイキューが表示されています。
この場合は武器発射ボタンを押しても爆弾は直ぐに投下されず、HUDの表示はCCRPと同じようになります。爆弾を投下するにはCCRP同様にステアリングキューとフライトパスマーカーが重なるように飛行を続け、爆弾が投下されるまで発射ボタンを押したままにします。

DTOS
DTOS(Dive Toss)はトス爆撃を行なうモードです。トス爆撃とは目標に向かって爆弾を放り投げる(トスする)ことで爆弾の射程距離を伸ばし、対空砲等の射程外から爆撃を行なう方法です。

HUDにはフライトパスマーカー付近にTDボックスが表示されます。このTDボックスは通常のものとは異なり最初はロックされておらず機の向きに応じて動きます。



このTDボックスを目標に重ねて武器発射ボタンを押すとTDボックスはその地点にロックされ、HUD表示はCCRPと同じ様になります。もしTDボックスが正しく目標をロックしていなければボタンを離せば再びTDボックスは移動します。
目標が正しくロックされているならボタンを押したままにし、エンジン出力を上げて急上昇を行ないます。上昇中もステアリングとフライトパスマーカーは重なっているようにします。


無誘導爆弾は投下する高度が高いほど着弾誤差が大きくなります。そのため命中させるにはより低高度から投下する方が望ましいのですが低空からの爆撃は目標付近に対空砲がある場合には大変危険です。このような脅威が高い場所の目標で正確に爆撃するのであれば誘導爆弾を用いた方が良いでしょう。クラスター爆弾のように広範囲に影響がある兵器であれば多少誤差があっても目標を破壊することは可能です。
また爆撃する際にはあまり低高度から爆弾を投下すると自分も爆発に巻き込まれてしまいます。BSU-49/50を使えば低高度からでも安全に投下できますがそれでも高度が極端に低い場合は危険です。低高度で爆弾を投下した場合はすぐに加速上昇して爆発と地上からの攻撃を避けなければなりません。