AGM-65 MAVERICKはTVまたは赤外線画像(IIR)による誘導装置を持った対地ミサイルです。TV/IIR誘導は発射後は自立して誘導を行なう“撃ち放し式”なので、母機は発射後直ちに回避行動や別の目標の攻撃を行なうことができます。
FALCON4.0には3タイプのAGM-65があり、B型はTV誘導、D型はIIR誘導、G型は貫通弾頭を持ったIIR誘導型となっています。B型の使用は昼間に限られ悪天候時にも命中が期待できません。発射方法はいずれも同じです。
AGM-65の発射モードにはBoresight、Slaveの2つがあります。モードの切り替えはSMS:AGMページのOSB-20で行ないます。
Slave Mode
Slaveモードは対地レーダーを使って目標をロックします。[↑][↓][←][→]キーでレーダーカーソルを動かすとミサイルに内蔵されているカメラもその方向を向き、MFDにその映像が映し出されます。
Boresight Mode
Boresightモードではミサイルのシーカー(カメラ)は真正面に固定されています。HUDにはシーカーの向いている地点を示すTDボックスが表示されています。このTDボックスはまだロックされておらず機体の向きともにその位置を変えます。
HUD越しに見える景色とAGMページの映像をもとにTDボックスを攻撃する目標に重ねKP[0]を押すとその目標がロックされます。KP[.]を押しすとロックが解除されます。