TRAINING : WEAPON SCHOOL
SORTIE 2
BASIC AIR TO GROUND

課題
空対地攻撃とレーダー操作の基礎を学びます。

任務概要
この任務ではレーダーを使用しての目標の識別と破壊を学びます。さらにCCIPモードを使用しての通常爆弾の投下方法とSTRFモードを使用しての機銃掃射を学びます。

典型的な誤り
1. 状況にふさわしくないレーダーモードを使用する。
2. ターゲットを探すのが遅すぎる。
3. 間違った照準方法を使用する。
4. 高度が低すぎたため照準する時間が限られてしまう。

任務達成条件
1. 2つのFuel Dumpを破壊せよ。
2. 3両のconvoy tankを排除せよ。



格納庫からのスタートです。離陸訓練と同じ様に離陸を行ってWP1に向かい、続いてWP2に向かいます。

WP2に機首を向けたら[R]キーを押して空対地レーダーに切り換えます。もしレーダーモードが空対空(LRS、TWS、ACM)モードとなっていたら再度[R]キーを押します。空対地レーダーモードにはさらにMAPとGMTの2つのサブモードがあり、これらは[Q]キーを押すことで切り替わります。WP2にある攻撃目標のFuel Dumpは固定目標であるので、ここではMAPモードを使用します。

MAPモードはレーダーで地表を走査して、地上の様子を映し出すモードです。そして目標となる建物や車輌などがある場合には明るい点で位置が示されます。レーダーの表示範囲は[.][,]キーで調整することができます。
空対空レーダーと同じ様に、レーダースクリーン上の目標をクリックするか[Enter]を押すことで目標をレーダーロックできます。
ロックした目標がHUD越しに見える場合には、その位置にTDボックスが現れます。空中目標と同様に、ロックした目標が味方である場合にはTDボックス内に×が表示されます。

Fuel DumpはMk.82 500ポンド通常(無誘導)爆弾を使用します。HUD右下に“MK82”と表示されるまで[ [ ]キーを繰り返し押します。
目標へは高度16,000ftほどを水平飛行しながら接近し、目標がHUDの下に隠れそうになったら機首を下げて降下し始めます。
HUDにはベロシティーベクターから延びる線の先にレティクルと呼ばれる円とその中心にCCIPピパーと呼ばれる点が表示されています。CCIPピパーは算出された爆弾の命中予測地点を示しています。目標を爆撃するにはこのピパーが目標に重なったときに武器発射ボタンを押し、爆弾が投下されるまでボタンを押し続けます。爆弾が投下されたら速やかに機首を引き起こして上昇し、地面に衝突したり爆発に巻き込まれないようにします。

2つのFuel Dumpを破壊したら、WP3へ向かいます。WP3付近には3両のconvoy tankが走行しています。[Q]キーを押してレーダーをGMTモードに切り換えます。

GMT(Ground Moving Target)モードは地上の動く物体だけを捕らえるモードで、移動中の敵車輌をいち早く見つけるのに便利です。使用方法はMAPモードと同じです。
目標を発見したら高度8,000ftほどで接近します。

車輌の攻撃には機関砲を使用します。[ [ ]キーで機関砲(M61)に切り換えます。HUDには機関砲の対空モードのときと同じ様にレティクルとピパーが現れるので、目標をピパーに合わせて射撃します。
地上にいる目標を射撃するときには機首は地面を向くことになるので地面に激突する危険性が生じます。地面への激突を避けるためにはなるべく高い高度から速度を落として射撃することです。また降下する角度が急すぎると引き起こしが間に合わなくなる場合があります。低速で射撃する場合はフラップを使用するのが効果的です。

車輌を全て破壊すればこの訓練は終りです。