TRAINING : BASIC
SORTIE 4
IN-FLIGHT REFUELING

課題
KC-135からの空中給油を行う。

任務概要
この任務では空中給油で必要となる全ての知識を学びます。必要な技能とはタンカー(給油機)の位置を知り、接近を行い、タンカーと連絡を取り合い、給油を行うことです。1回目の給油では教官があなたを助けますが、2回目はあなた自身で行います。

典型的な誤り
1. タンカーへの接近が速すぎる。
2. 給油エリアでコース修正を生じさせてしまう。
3. 誤ってタンカーに発砲する。

任務達成条件
1. タンカーへの接続を2度成功させよ。2回目の接続は手動または自動で行う。
2. タンカーとあなたの機体がダメージを受けてはならない。



任務を開始してウェイポイント1に向かうと前方左手よりKC-135タンカーが現れます。
給油を行うにはまず[Alt]+[R]キーを押します。すると管制官よりタンカーの方位が知らされ、自機の受油口が開き、タンカーも給油準備をします。

この訓練任務では2回の給油を行わねばなりませんが、まず1回目は自動モードで行います。[A]キーを押すとHUDの左下に“AUTO REF”と表示され自動給油モードになります。後は接近から接続までが自動で行われるので、その様子を良く見ておきます。なお再度[A]キーを押すと自動給油モードは解除されます。

1回目の給油が終わったなら次は今見た全てを自分の手で行います。再び[Alt]+[R]キーを押して給油を要請します。
タンカーへの接近を行う際には、タンカーをレーダーロックするとHUDにタンカーとの距離と接近速度が出るので大きな助けとなります。
タンカーへの接近は距離が1nm以上ある場合は400kt以上の速度で距離を縮め、1nm以内になったらスロットルを緩め徐々に速度を落とし始め、最終的には10kt以下の接近速度になるようにします。
受油ポジションへの位置づけは距離がある場合は給油ブームのやや下に自機を持っていくことを考えると良いでしょう。タンカーとの距離が500ft以内になると給油オペレーターから位置づけのための指示が音声と字幕で出されます、この指示と自分の目を頼りに微調整を行います。微調整は左右にバンクするときはピッチラダーが僅かに傾く程度、上昇下降もベロシティーベクターが0°のピッチラダーより少しだけ上下にある程度に行います。急激な動作を行うと機体を安定させるのが難しくなります。
受油口の位置は機種により異なります。機体のセンターライン上にある場合はタンカーのセンターラインが正面になるように位置づけすれば良いですが、F-15C/Eの場合は左翼付け根あたりにあるためその分右にオフセットさせる必要があります。


手動モードでも受油可能位置につければ
この画面に切り替わって後は自動的に給油が行われます。

機体が受油ポジションにつくと、その後のブームの接続から送油までは自動で行われます。この間はスティックやスロットルには触れないようにします。
送油が終わるとブームが切り離されるので、スロットルを戻してスピードを落とし、タンカーから離れます。2度の給油を無事終えると任務終了です。