課題
離陸と基本的な機体の操作を行う。
任務概要
最初の飛行訓練です。後席にはPat‘Scooter’Davis中佐が教官として同乗し、あなたにエンジンのスタートから離陸までの操作を説明してくれます。あなたは滑走路までタキシングして離陸を行います。
典型的な誤り
1. ランディングギアを格納し忘れる。
2. タキシング時の速度が速すぎて機体に損傷を与えてことになってしまう。
任務達成条件
1. 無事離陸してランディングギアを格納すること。
![]() 左から来る2機のA-10Aに注意。 |
基地にいるのは自機だけではありません。他の機体や車輌が来ていないか格納庫を出る前にキーパッド(数字キー)を押し視線を変えて周囲の状況を確認します。
タキシングを始めるにはまず[B]キーを押してホイールブレーキを解除します。ブレーキが解除されていない状態ではエンジンパワーを上げても機体は進みません。そしてスロットルもしくは[0]キーを押しエンジンパワーを上げると機体が前進を始めます。このとき機体が動き出すまではエンジンパワーを高めにし、機体が動き始めたらすぐにアイドル(60%)近くまで戻すようにします。 離陸は22R滑走路から行うのでそこまで移動します。タキシーウェイのいたるところに“22R”と書かれた標識があるので矢印の方向に進めば最終的に22R滑走路端に辿り着きます。 |
タキシング中のステアリング操作はラダーペダルまたはキーパッドのKP[0],KP[.]で行い、速度はスロットルで調整します。速度が30ノットを越えた状態でステアリングを行うと機体が横転する危険性があります。スピードが出過ぎた場合はホイールブレーキ[B]で減速させます。特に同じタキシングウェイを走る他の機体にぶつからないように気をつけます。
タキシーウェイの終りまで来たら滑走路の手前で静止し、先に離陸する編隊や着陸中の編隊がいなくなるまで待ちます。滑走路が空いたらと思ったら侵入しますが、新たな着陸機が来ていないか進入路方向に目をむけ確認する必要があります。
滑走路に入ったら離陸滑走する方向に機体の向きを定めます。滑走路と平行に、滑走路の向こう側が正面に来るようにステアリングします。向きが定まったらスロットルを最大するか[8]キーを押して最大推力にします。そして速度が離陸速度に達したらスティックを引いて機首を10°ほど持ち上げます。この離陸速度は機種や搭載物の重量などで異なりますが、だいたい150〜200ノットぐらいです。
スティックを引き、機体が上昇を始めたらすぐに[G]キーを押してランディングギアを格納します。ギアを出したままで300ノット以上の速度を出すとギアを壊してしまいます。上昇する際は機首を上げ過ぎると速度を失って墜落してしまう恐れがあるので、十分な速度が得られるまで10°ほどの上昇を続けます。そして十分な速度が得られたと思ったら[F]キーを押してフラップを上げます。以上で離陸訓練は終りです。