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築城基地航空祭

DATE : 05.11.06

1971年に初飛行した国産初の超音速練習機T-2、1977年にはT-2から発展した戦後初の国産戦闘機F-1が初飛行。そのT-2、F-1ともに今年度いっぱいで全機引退します。三沢基地にあった2個のF-1飛行隊も既にF-4、F-2に置き換わり、この築城基地の第6飛行隊が唯一残るのみ。そして今回の航空祭がF-1の飛行展示が見られる最後の機会となりました。

今年の築城基地航空祭は当初の13日の予定から1週間繰り上がった結果、岐阜の航空祭とぶつかってしまい、ブルーインパルスは当初からどちらの航空祭にも参加無しというちょっと珍しい状況での開催となりました。



ということで3年ぶりに築城にやってきました。昨夜からの雨がまだ降り続いています。予報では午後から晴れとのことですが…


今回も朝混まないうちにコックピットを撮っておこうと思ったら雨でキャノピーが閉じられていました。これではまともに撮影できない…残念。

それでは飛行展示の模様です。今回もHDVからキャプチャ画像でお送りします。


F-1、F-2、F-15によるオープニングフライト。雨で内容が変更されたのか各機タッチアンドゴーをしただけで着陸。


オープニングで飛んだF-1は今年各基地を回っていたFinalYear特別塗装機。着陸後は地上展示機エリアに移動されました。

悪天候のためこの後予定されていた救難展示、F-4機動飛行、T-7航過飛行は中止。しかし雨は止み、空も明るくなってきました。


雨が上がったのでもしやと思ったら、やはりコックピット展示機のキャノピーが開いていました。既に行列が出来ていましたが他基地ほど長くないし、なによりこれが最後なので列に並ぶことに。それでも隣のF-15の列の方が長かったです。

コックピット展示に並んでいるうちにF-1の対地射爆展示が始まってしまい、着陸しかまともに見られませんでした。うーん、失敗。まぁ午後にもあるし…。


F-1がエプロンに戻ってきたと同時にF-2が離陸し起動飛行。


低速高AOAから360度ターンってのは見たことありますが、これは逆に360度ターンの後半で一気に減速して低速パス。そこから再加速して上昇という初めて見る機動パターン。

水平機動中心でもF-2の飛行は迫力あります。


最後に背中見せてから着陸。


続いて3機のF-15による機動飛行。1機目は離陸直後の大きく右にバンクしていきなり腹見せ!そこから270度旋回して観客後方に抜けます。


2、3番機はフォーメーションテイクオフ。機体が浮き上がってすぐに左右に散開、それから切り返して1機は観客後方、もう1機は上昇して雲の中へ。凄いなー。


湿度が高いのでベイパー出まくり。薄暗いのでアフターバーナーの炎も目立ちます。


悪天候で水平機動メインですが、観客の後ろから進入したり後ろに抜けていくのを多用してるせいか、ずっと前だけを見ているのより退屈しなくて良いです。


最後は3機揃ってフォーメーションブレイク。格好良かった!


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