築城に着いたのは7:30前。見ての通りまだ日の出後間も無く、地面にはまだ日が当たっていません。九州福岡と言ってもさすがに12月半ばともなると気温が低く、カメラを持つ手がかじかみます。
“ゲートガード機広場”といった感じの基地内の一区画。台の上に載せられたF-86Fの尾翼には左側に赤帯第6飛行隊マーク、右側に同デザインの青帯第10飛行隊のマークが入れられてます。T-33は辛うじて尾翼にだけ日が当たってます。
F-86D、ナイキJ地対空ミサイル、F-104J。ただ展示機を置いてあるだけでなく、ベンチも置かれたりしてなかなか良い感じの場所です。この時はあまり人気(ひとけ)がありませんでしたが、帰る時に再び訪れたらたくさん人が群がっていたので、おそらくこんな静かな感じの絵は撮れなかったでしょう。
F-1には1999年の第6飛行隊40周年記念スペシャルマーキングが施されています。当時実際にこの塗装がされたのはこの機ではなく40周年に合わせた#240。
と展示機を見ていたらオープングフライト機が離陸を始めました。
そして会場に入るとハンガーの前にF-1とF-15が置かれいるのが見えました。階段が横付けされていたのでコックピット公開機のようですが、人が並んでないのでまだ始まってはいないようです。でもよく見ると隊員ではない普通の人が登っています。「え?!始まってはいるけど単に人が並んでないだけ?」そうなんです。コックピット公開=長蛇の列のイメージあったので一瞬違うのかと思ったのですが、まだ時間的に早いのと、他の地上展示機とは離れた場所にあるのでこの時はまだ人が少なかったのです。さすがにF-15はちょっとだけ人が並んでいたものの、それでも数分待っただけですぐに見ることが出来ました。航空祭にはもう何度も行ってますが並ぶ時間が勿体無くて今までは見てなかった私にとっては大事件でした。
これはF-1のコックピット。まぁこれといって目新しいものがあるわけではないですが、直接間近で見られるのはやはり嬉しい。
F-15。座ることは出来ないのでカメラだけ座席位置まで突っ込んで撮影。左下にMFDが1個装備されています。
シート後方、複座型だとここにもう1つ座席が入る区画。謎な機器類が入っています。
8時が過ぎ、オープニングフライト開始。
朝日に輝く第6飛行隊のF-1。エンジンまわりだけでなく部隊マークも輝いているのはこの部分が塗装ではなくフィルムを貼ってるため。
朝日に輝くその2、第304飛行隊のF-15。横から光が当たっているのでいつもは陰になる機体下側にも立体感があります。
オープニングフライトを終えた機が続々と着陸。滑走路の向こう側に見える海がここが築城基地であるということの証。
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