Service Pack 2
SP1リリースからもうすぐ1年になろうかという2003年末。もしかしてSP2ってこのまま出ないのかなぁと落胆したまま年が終わろうとしていた12月31日、年内ギリギリセーフを狙うかのタイミングで突如SP2がリリースされました。
Strike Fighters: Project 1 - Service Pack 2 :
http://www.thirdwire.com/projects/p1/rt_patch.htm
Download from Thirdwire (5.89 MB)
※SP2はバージョンv01-16-03にしか当てられません。それ以前のバージョンに当てるには先にSP1を当てておく必要があります。
変更・修正点は以下の通りです。
(おかげでこれを訳しながら年を越すことになってしまった…)
v12.25.03
- インターネット上でのより確実な体験を与えるためマルチプレイヤーモジュールが完全に書き換えられた。
最良の結果を得るためにはDirectX/DirectPlayが最新バージョンに更新されていることを確認し、WindowsOSに最新のサービスパックを適用してください。
- A-4Eのコックピットに、計器盤左下部のセカンダリエンジン回転計に置き換わって燃料計が追加された。
- ミサイルが目標を見失った時に自爆するようになった。
- 16-bitレンダリングモードからコックピット反射を取り除いた。
- 6つの新しい軍:オーストリア空軍、スイス空軍、ブルガリア空軍、ハンガリー空軍、マレーシア空軍、シンガポール空軍が加わった。
- 砂漠の地形が、裂け目が見えるのを抑えるよう特に海岸近くでやや平たくされた。
- 環境エフェクトのいくつかが向上した。特に太陽からのスペキュラハイライトが増大、薄明エフェクトが向上、夜間任務に月が追加された。
- マルチプレイヤーゲーム中にAlt-Tabを押すとセッションを不安定にさせることなくゲームから抜けられるようになった。
- F-4Bファントム2とA-4Eスカイホークの外部モデルがこれらの初期の外形をより良く反映するように変更された。
- ゲームがハードウェアT&Lを利用しなくなった。これによりATI Radeonグラフィックスカードが伴う動作問題の多くが解決される。もしあなたがATIカードを使用しているなら、最良の結果のためにCatalyst3.7以前を使用することを推奨する。
- Zバッファバイアス機能を持たないビデオカードでも船が正しい高さに描画されるように、レイヤー状の水エフェクトを無効にした。
- 武器オプションをハードにした場合、レーダー誘導ミサイルは最小射程距離内で発射されたときに目標に向かう見こみが少なくなった。これらはまた地表のクラッターによって低空飛行する目標の追跡が失われる見こみが高くなった。
- AI着陸ルーチンが滑走路により直線に並ぶよう調整された。
- Mk.20ロックアイ集束爆弾エフェクトが追加された。ロックアイは1968年の就役時までは利用できないことに注意して下さい。
- SA-2ガイドライン地対空ミサイルが第1段ブースターを切り捨てるようになった。
- 2つの発展型ソビエト製熱線追尾ミサイル−AA-2アトールとAA-8アフィッドA−が追加された。これらは延長されたキャンペーンで1973年および1975年の就役時以降のみ利用できる。
- 1機の航空機の兵装ステーションの最大数が16から32に増加された。
- 対地兵器を選択中に外部兵装投棄(Ctrl-J)を押してもCTDをおこさなくなった。
- 武器データリストに固有の3Dモデル(LOD)ファイルを持たない追加武器があってもゲームがクラッシュしなくなった。これらの武器は見えないが普通に機能する。
- 時限信管対空("Flak")エフェクトが追加された。ZSU-57-2の57mm砲がこの型の信管を装備する。
- マルチプレイヤー共同偵察任務が開始後すぐ成功となるのが修正された。
- O-1EとSu-7の衝突ボックスの問題が修正された。Su-7の古いデカール位置は正しなくなることに注意して下さい。
- マルチプレイヤーセッションプレイ中のスクリーンショット撮影を1分(60秒)に1回だけに制限した。これはホストのOption.iniファイルで調整できる。
- マルチプレイヤー共同任務のデブリーフィングが正しく表示されるようになった。
- あるビデオカードでデブリーフィング画面がちらつくのが修正された。
- 異なる航空機のエンジン音をSoundList.iniに別々の登録をする必要が無くなった。機体毎の独自のサウンドは*_data.iniにファイル名を記入するだけで追加できる。
- マルチプレイヤーゲームで立ち上げたロビーはメインメニュー画面に戻らなくなった。ゲームが終了したら完全にアプリケーションから抜け出るようになる。
- マルチプレイヤーゲーム中に脱出してもデブリーフィングに抜け出なくなった。
- F-4Eのレーダー警戒受信器がマルチプレイヤーゲーム中に正しく動作するようになった。
- マルチプレイヤードッグファイトのホストが飛行場やその他の地上物を見られないのを修正した。
- このReadme.txtのMultiplayer notesの項が最大プレイヤー数(-m)とパスワード(-p)オプションを含むよう編集された。このパラメータを特定しない場合のデフォルトの最大プレイヤーは0から16に変更された。
- 爆弾倉扉の開閉アニメーションが爆撃機に追加された。爆撃機を操縦するプレイヤーは爆弾を投下する前に爆弾倉を開か(ctrl-o)ねばならない。
- 爆弾とロケット弾が命中地点にクレーターを残すようになった。
- キャンペーンの補給ロジックが武器をよりたやすく利用できるように変更された。
- キャンペーンエンジンがプレイヤーの機体を正しくアップグレードしないのを修正した。
- 保存されたキャンペーンを読みこんだとき、キャンペーンエンジンが存在しない目標に対する誤った任務を生成しないようになった。
- キャンペーンの標定優先度がよりランダムな目標リストを作成するよう変更された。
- キャンペーン任務で僚機が攻撃目標を攻撃しないのが修正された。
- Mk.82スネークアイ減速爆弾が追加され、ゲームは武器投下アニメーションに対応する。
- RおよびShift-RはTACCが敵機への方向を言い与えた後にゲームをクラッシュさせなくなった。
- 航空機の内装が縮小された。
- 追加武器の取り付けタイプが追加された。完全なリストは新しい武器エディタを見て下さい。
- Loadout画面で誤った武器の重量を表示していたのを修正した。
- 飛行中の文字フォントが異なる解像度に合わせて拡大される。
- フォースフィードバックに対応した。
- 低ディティール設定にしたときに低性能マシンでより良く動くよう特殊エフェクトを最適化した。
- Matrox Surround Gamingに進歩した対応をした。Matrox Surround Gamingについてのさらなる情報は彼らのウェブサイトを訪れてください。
http://www.matrox.com/mga/3d_gaming/surrgame.cfm
- NaturalPoint trackIR GXソフトウェアの最新バージョンに対応した。最新バージョンをダウンロードするためには彼らのウェブサイトを訪れてください。
http://games.naturalpoint.com
既知の問題
- Shift-Insert(現在の目視目標をレーダーで捕捉する)がレーダーオプションをEasyにしたときしか作動しない。
- ドラッグシュートが使えない。
- Automatic Action Camera (F12)が使えない。
- Ctrl-W(目視目標を選択済ウェイポイントにセットする)が使えない。