Radar Scope

レーダー操作で使用するキー (※デフォルトの場合)

レーダーのON/OFF - [Ctrl] + [Page Up]
レーダーモードの切り替え - (次へ)[Page Up] / (前へ)[Shift] + [Page Up]
レーダーレンジ(距離)の切り替え - (次へ)[Page Down] / (前へ)[Shift] + [Page Down]

レーダー目標の切り替え - (次へ)[Home] / (前へ)[Shift] + [Home]
レーダー目標を補足 - [Insert]
目標補足を解除 - [Ctrl] + [Del]

SEARCH MODE
前方の広い空域を捜査し、空中目標を発見するために使うモードです。このモードが使えるのは捜索レーダーを搭載しているF-104とF-4だけです。F-104の最大レーダーレンジは40マイル、大型のレーダーを持つF-4は200マイルとなっています。
レーダーディスプレイの縦軸は距離を示していて、一番下が距離0(自機の位置)、一番上が現在選択しているレーダーレンジとなっています。横軸は方位(角度)です。これは空対空レーダー全てに共通しています。
画面内を左右に往復している垂直線(Bスウィープライン)はレーダーアンテナが現在向いている方向(最新の情報が得られた位置)を示しています。レーダーが目標からの反射波を感知するとその位置に短い横線のシンボルを表示します。

レーダーに目標が映っているときに[Home]キーを押すと、カーソルが目標に移動します。目標が複数ある場合は[Home]を押すたびに次の目標に移動します。[Shift] + [Home]を同時に押すと前の目標に戻ります。そして[Insert]を押すと現在のカーソル位置にある目標をロックするためAcquisitionモードに切り換わります。

BORESIGHT MODE
目の前に見えている目標をすばやくロックするのに有効なモードです。レーダーは照準器のレティクルが見えている方向にアンテナを固定させているので、目標をレティクル内に捕らえてやるとレーダーは目標を自動的に捕捉、Acquisitionモードに切り換わります。
このモードはレーダーディスプレイには意味がないのでレティクルと目標に注目します。

ACQUISITION MODE
目標を指示してからTrackモードに移行する途中に現れるモードです。Range Gate Strobeと呼ばれるシンボルがディスプレイの一番下から目標のシンボルまで徐々に上がっていきます。そして目標に達したとき追尾が開始されTrackモードとなります。

TRACK MODE
ロックした目標にレーダー波を集中させ、目標を捕捉し続けます。セミ・アクティブレーダーホーミングミサイルのスパローを発射・誘導するにはこのモードにしていなければなりません。目標がアンテナが向くことのできる範囲から外れてしまうとロックは解除されてしまいます。
スクリーンに描かれている大きな円に一部欠けている部分がありますが、これは目標と自機との接近速度(相対速度)を示しています。切り欠きが真上にある時が接近速度0、そこから時計回りに1°進むごとに10ノットづつ接近速度が大きくなります。つまり90°の位置にあれば900ノット、真下180°にあれば1800ノットで目標に近づいています。逆に目標が遠ざかっている場合は半時計回りで同様に速度が示されます。




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