メモ(仮)

SFP1をプレイしていて気がついたこと・知っておきたいこと・どうでもいいことを書き留めておきます。

RADEONユーザーな人へ
私もそうですがRADEONユーザーは最初、このゲームはフレームレートの低い非常に重いゲームだと感じることと思います。しかしこれはグラフィックが凝ってるから重いのではなく、このゲームとRADEONのハードウェアT&Lとの相性によるもののようです。ハードウェアT&Lを無効にすればとりあえず激重は解決できそうですが、残念ながらゲームにもRADEONドライバの設定項目にもこれを無効にする方法がありません。
そこでTweakerを使ってこれを無効にしてやります。私が使っているRage3D Tweaker( http://www.rage3d.com/ )の場合は、Rage3D Tweakタブを開き、Direct3D内の“TCL Hardware”のチェックを外します。当然ソフトウェアT&Lになってしまうのですが、無効にする前よりは軽くなると思います。私はこれでグラフィック設定最高でもまぁ普通にゲームできるようになりました。それでも重い場合はCPUパワー不足なのでゲームのグラフィック設定を下げてやりましょう。Shadowがかなり負荷が高いようです。他のHWT&L対応ゲームをするときは有効に戻すのを忘れないように。Rage3D Tweakerは変な設定をすると物理的にカードを壊しかねないので導入と運用には気をつけてください(もちろん自己責任で)。
※ハードウェアT&Lを持たない9700は大丈夫なようです。

OPTIONのHUD設定
FSの難易度設定はリアルさを求めるために何でもHARDにしてしまいがちですが、このゲームのHUD設定をHARDにしてしまうとパッドロックした敵の位置が視程内であっても示されないのでゲームが非常に難しくなってしまいます。実際のパイロットが見ることのできる距離の目標であっても、コンピュータディスプレイ上に再現された視界では解像度等の問題から同じようには見えません。ここはゲームとわりきってNormal以下にしたほうが良いでしょう。

マニュアルを見て気付いたこと
このゲーム、ゲームデザインのTK氏が1人で全てのプログラムを担当しているようで、主要開発メンバーも5人だけのよう。今時商用ゲームでこんな小人数プロジェクトは珍しい…。開発難航して当然かも。

TK - Are you Japanese?
SimHQやBiohazCentral等のフォーラムでSFP1の開発状況を教えてくれるTK_ThirdWireことTsuyoshi Kawahito氏は上にも書いた通りこのゲームのゲームデザイナー兼プログラマー兼ThirdWireの社長で、 過去にはEA、MicroproseでJane's Longbow 2やEuropean Air Warといった名作を手がけています。
我々日本人にとって経歴以上に気になるのがこの名前。姓も名も日本のものなので日本人?それとも日系人?と疑問に思っていたところ、MitsuさんがSimHQフォーラムに思いきり直球な質問をぶつけてくれ、それに対してTK氏本人の回答がありました。 日本人?に対して明確な答えは無かったのですが、「簡単な日本語なら読める」、「私の日本語はかなり錆付いて(rusty)いる」から考えると日本語教育は受けてないのでしょう。おそらく幼少の頃もしくは生まれたときからアメリカにいる日系人と思われます。私は最初、本場アメリカでフライトシムが作りたくて単身アメリカに渡った熱血プログラマーを想像していました…。

F-104G Starfighter(TM)
ServicePack1からStarfighterの名前に後ろに(TM)が付いているのが妙に気になります。これはF-104TM型…ではなく、ロッキード社の商標(Trademark)であることを示していて、タイトル画面の下にもロッキードからライセンスを得ている旨の標記が加わっています。 ロッキード社はF-16やF-22といった最近の戦闘機からC-130といった以前からある輸送機に至るまで自社製航空機の名前を商標にしていて、最近はゲーム会社からライセンス料を取ることにご熱心なようです。近年発売の他のフライトゲームでも同様の標記が見られるはこのためです。SFP1も最初のバージョンでは何も書かれていなかったのにSP1からついたのは発売後にロ社からクレームがついたのかもしれません。JSF選定も勝ち取ったし、これとライセンス料収入でしばらく会社は安泰ってことですね!>ロ社

関連リンク
ThirdWireの公式ページに関連リンクがあるのでここに書くまでもないのですが主なものだけ挙げておきます。