STRIKE FIGHTERS: Project 1

Screen Shot

1960年代は戦闘機が音速を超えて飛ぶようになり、戦闘にミサイルが使われるようになったり、強力な捜索レーダーが搭載されるようになったりと戦闘機が目覚しい発達をし、その過程で多くの個性的な戦闘機が登場した時代でした。そんな'60年代の航空戦を再現するのが『STRIKE FIGHTERS: Project 1』です。

開発: Third Wire
http://www.thirdwire.com/

販売: Strategy First
http://www.strategyfirst.com/



SFP1には4つのゲームモードがあります。

INSTANT ACTION
すぐにドッグファイトが行えるモードです。

SINGLE MISSION
SFP1のシングルミッションは予め作られたミッションは無く、任務の種類、敵の強さ、時刻等を設定すると自動生成されます(他のシムでいう簡易ミッションビルダーみたいなものです)。

CAMPAIGN
プレイヤーはアメリカ空軍、海軍、海兵隊または傭兵部隊のいずれかに所属してキャンペーンを戦います。傭兵となった場合は成功報酬で弾薬や機体等を購入してゆくことになります。任務は戦況に合わせて自動生成され、任務の成否が後々の戦況に影響を及ぼします。

MULTIPLAYER
ネットワークを使って多人数でゲームを行います。LAN接続とGameSpyを使ってのインターネット接続のみサポートされています。


SPF1では次の4機種を使用可能です。

F-100 スーパーセイバー
初飛行YF-100:1953年
世界初の実用超音速戦闘機。ベトナム戦争では対空任務より対地任務に使われることが多かったようです。100という番号から“ハン”とも呼ばれます。このゲームに登場するのは最量産型のF-100Dです。機首下面にM-39 20mm機関砲を固定装備します。サンダーバーズの使用機でもありました。

A-4 スカイホーク
初飛行YA4D-1:1954年
全長12m程の軽艦上攻撃機ながら武装搭載量は大きく、また+7Gに耐えられる機体強度と優れた運動性能を持つため対空戦闘でも活躍できます。このゲームではB/C/Eの3タイプが登場します。B型にはレーダーが無く、C型以降は対地レーダーを持ちます。E型はハードポイントが5ヵ所に増え武装搭載能力が増し、機首がロングノーズになっています。左右の主翼付け根にはMk.12 20mm機関砲が1門ずつ固定装備されています。

F-104 スターファイター
初飛行XF-104:1954年、YF-104:1956年
“the missile with a man in it(最後の有人戦闘機)”と呼ばれたことでも知られる全天候戦闘機。細長い胴体と刃物のように薄く短い主翼が特徴で、F-4と同じJ79エンジン単発ながら最高速度はマッハ2を超えます。後のF-16や18にも通じるM61A1 20mmバルカン砲の固定装備と翼端のサイドワインダーランチャーは時代を先取りしたものと言えます。本家米空軍ではあまり重用されず、ベトナム戦争でも目立った活躍はありませんでしたが、日本を含む海外では長く第一戦に就いていました。

F-4 ファントムII
初飛行YF4H-1:1958年
元は海軍の全天候艦隊防空戦闘機として開発され、後に空軍にも戦術戦闘機して採用されました。機首に大型のレーダーを搭載しAIM-7スパロー・レーダー誘導ミサイルを運用できることが大きな特徴で、兵装搭載能力も大きいことから対地攻撃にも多用されました。このゲームにはB/C/D/Eの4タイプが登場。B型は海軍向けの最初の量産型。C型は空軍向けでB型と仕様に大きな違いはありません。D型は照準装置がC型以前の固定式からLCOS(見越し角計算光学照準)に変更されています。E型ではロングノーズとなった機首の下にM61バルカン砲が固定装備されています。