DATE : 99.09.05
空の日の記念行事として2年に1度、丘珠で開催される航空ページェントが行われました。 この日は午前中は強い日も射すまずまずの天気でしたが、午後は低い雲が垂れ込めコンディションは悪くなりました。それでもプログラムは全て予定通り行われ、午前の好天とブルー効果で5万8千人にもなった観客を大いに楽しませました。
“丘珠”は丘珠空港と陸上自衛隊丘珠駐屯地が飛行場を共有しています。そしてこの航空ページェントも官民合同のイベントとあって、民間機の飛行・地上展示なども行われます。
1枚目はRC機群で、飛行展示も行われました。2枚目はグリーンのカラーリングが粋なソカタTB200(レッドバロン所有)。3枚目はC-525サイテーションジェット、C-560サイテーションV、リアジェット31による編隊飛行で、この3機は所有者が全く異なり(伊藤組、朝日新聞、中日新聞)、まさにこのページェントのためだけの特別編隊です。
SNJテキサン(レッドバロン所有)のアクロバットフライト。写真ではわかりませんが、スタイリング以上に星型空冷エンジン独特の図太い爆音が印象的です。写真2枚目は飛行場に隣接する“つどーむ”(白いドーム状の建物)をかすめるように飛んでいるところで、この時も中ではイベントが行われていたそうで、中にいた人は間近に鳴り響く爆音に何事かと思ったことでしょう。
レディーバードよお前もか!と思ってしまったのは丘珠所属のOH-6アクロチーム“ノーザンレディバード”です。ブルーインパルスだけのことかと思っていたホワイトスモーク化がここにまで及んでいたとは思いもよりませんでした。私がそう思っているからかもしれませんが、観客の歓声も例年より少なかったような気がしました。それでもこの時はまだバックが青空で見映えは良かったと思います。
なお1枚目の写真右側を飛行しているのは航空機ではなくトンボです(笑)。この日会場には沢山のトンボが飛んでいて、札幌も9月になってなんとなく秋の雰囲気が漂っています。3枚目はソロが観客のすぐ目の前をパスするところですが、風向きが正面寄りだったためこの直後スモークが観客を襲い、皆むせていました。
AH-1のデモフライト。いつもより少し短めな内容でしたが、インパクトは十分。