CARRIER TAKE OFF
発艦

F/A-18Eは艦上機なので当然空母から作戦することになります。
空母の飛行甲板は陸上基地の滑走路より遥かに短いため、航空機が自力で滑走して離陸することは出来ません。そのため米海軍の空母ではスチームカタパルトを使って航空機を離陸速度まで加速し、“撃ち出し”てやります。

そのため発艦はほとんど自動的に行われるので、手順は陸上基地からの離陸より簡単です。
機体がカタパルトに固定された時点で既にホイールブレーキがかけられています。まずはスロットルを開き、フルミリタリーパワー[Shift]+[=](アフターバーナーの手前)まで上げます。


夕闇の中、発艦準備を整えるF/A-18E。
アフターバーナーの炎が見えていますがミリタリーパワーで十分です。

パワーを上げたら[B]キーを押してホイールブレーキを解除します。これが発艦の合図となってカタパルトが作動されます。

カタパルトが作動すると機体は一気に前方に押し出されます。そして艦を離れると同時に縮んでいた前脚が一気に延びることで機首が跳ね上げられ、自然と機体が浮き上がります。
この間パイロットは何も操縦を行う必要は無く、むしろ操縦棹に手を触れてはならず、コックピット内のハンドルを握って射出の衝撃に耐えねばなりません(もちろんゲームでは衝撃はかかりませんが...)。


発艦完了。ランディングギアも自動的に格納されます。

射出が終わったら操縦棹とスロットルを持って操縦を開始します。ランディングギアがまだ降りているなら[G]キーを押すことで格納できますが、速度が上がると自動的に格納されます。
発艦直後は後ろから別の発艦した航空機が来る場合があるので注意します(少なくとも真っ直ぐ飛んでいれば問題なし)。後は十分な高度まで上昇を続けます。