INDY JAPAN 300 mile
- ツインリンクもてぎ -

DATE : 03.04.13

栃木県茂木町にある“ツインリンクもてぎ”はアメリカンスタイルのオーバル(楕円)コースを持つ自動車レース場。航空機ファンにはアエロバティックス日本GPの会場としても知られています。'98年から昨年まではCARTというシリーズが開催されていましたが、コースを所有するHONDAが今年からエンジン供給先をIRLに切り換えたのにあわせてIRLのシリーズ戦(インディ500もこのシリーズの1つ)が開催されるようになりました。
私はCARTとIRLが分裂する前からこのインディカーレースが好きで、もてぎには一昨年から見に行くようになりました。しかし今年はいろいろゴタゴタがあった末のIRL開催とあって行くのやめようかな…と思ってたところ、オープニングでブルーインパルスが飛行することが航空自衛隊のサイトで告知され、結局行くことにしました。



午後の決勝まではコース上でさまざまなイベントが行われ、その1つにブルーインパルスJr.が登場。 航空機ファンには何だかわかっても、モータースポーツファンには元ネタわからないんじゃないかな?


コース幅の広いツインリンクのオーバルコースですが、ブルーJr.の演技を行うにはちょっと狭く、 この場面でも6番機が壁に引っかかったりしましたが「多少の乱れは許して下さい」。


2機のロビンソンR22が登場。


息の合った演技を行います。

そしてブルーインパルスはレース直前のアメリカ国歌斉唱が終わると同時に登場、6機が会場を横切るようにデルタ隊形でブライバイ。 これだけで終わりだと思ってたのですが、戻ってきて展示飛行を始めました。


6機がピラミッド隊形でのパスの後、ソロの水平8の字旋廻。珍しく燃料タンクを搭載しての展示です。


観客の真上を飛んでるのと高い構造物が多くて距離感がつかみやすいせいか、飛行場で見るのとはまた一味違った迫力があります。


チェンジオーバーターン。バックストレート側から見たら迫力あったろうなぁ。


最後はレベルオープナー。もてぎスペシャルなのかと思ったら最初のデルタ隊形も含めて5区分の内容ですね。

航空ネタは以上。以下はレースの模様です。


ブルーが去るとコース上ではウォームアップ走行開始。 今年で引退のマイケル・アンドレッティが日本のファンに最後の挨拶。


そして決勝レーススタート!レースが始まるともう目の前を走る車を肉眼で見ることはできません。


こちらも今年で引退するジル・ド・フェラン。レース序盤でピットイン。


46周目、ロジャー安川が第2ターンでスピン。
エリオ・カストロネベスがそれに追突。


・・・そして200周のレースも残り20週余り。トップはスコット・ディクソン(紅白のマシン)、それを追うのはHONDAエンジンのトニー・カナーン(緑と白)。勝つのはどちらか?


と思ったらこの2台が絡んでクラッシュ、共にリタイヤ…


結局勝ったのはトヨタエンジンのスコット・シャープでした。

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