指令：
Kuzeir飛行場近くのSA-2サイトを破壊し、その上でDmeir飛行場を破壊せよ。

背景：
6日間戦争初日の1967年6月5日"モケド"作戦による攻撃の第1波でIAFはエジプト軍の飛行場のほとんどを破壊した。第2波では4つのIAF攻撃隊がシリア軍の航空基地とSAMサイトの破壊に送られた。そのうちの1つの編隊がDmeir飛行場攻撃の途上にいて、編隊長がシリア北部の別の飛行場に向かうよう指令を受けた時にはDamascus-Baghdadハイウェイに沿った小さな町の近くにいた。パイロットたちはこの地域の地図を持ってはいなかったが、管制官からの助言を得ながら先に攻撃された時に上がる煙の柱を発見することで目標を見つけた。彼らは滑走路と相当な数の地上にいるMiGを破壊することに成功した。

目標情報：
SA-2のサイトは都市とKuzeir飛行場を守備すべくKuzeirの南に位置している。この飛行場にはMiG-21とTupolev-22爆撃機が配備されている。Dmeir飛行場はDamascusから東に20マイルのところにある。目標ポイントは滑走路の中央でなければならない。

任務：

1. Alpha編隊 [SEAD] - Kuzeirの近くにあるSA-2サイトのレーダーを破壊し使用不能にせよ。
2. Bravo編隊 [SEAD] - Dmeir飛行場の主滑走路を使用不能にせよ。
3. 地上にある全ての航空機を破壊しなければならない。

この局面はプレイヤー自ら行なわないとAlpha編隊はまず全滅する。

SA-2サイトとMiGを破壊したら次のWP3にあるKuzeir飛行場を攻撃します。ここには4機のMiG-21と2機のTu-22が駐機しています。しかしここは4両のZSU-23に守られているため下手に近付くとやられてしまいます。これに対するには対空砲の届かない高い高度から爆撃するか遠距離からロケット弾で攻撃します。攻撃する対象も最初から航空機にしぼるという手も考えられますが4つある対空砲を先に破壊して安全を確保してから目標を爆撃・銃撃する方が確実でしょう。

航空機を全て破壊してなおも爆弾が残っているのなら2本のうちどちらかの滑走路の中央に爆弾を落とします。そして滑走路が破壊されるとここで任務達成となります。

ロケット弾の攻撃を受け四散するTu-22爆撃機。
対空砲を全て破壊すれば低空に降りて行って自由に爆撃が出来る。

この任務をBravo編隊で始めると開始直後に攻撃目標をKuzeirに変更すると言う指示を受けます。Bravoの飛行ルートにはKuzeir飛行場が入っていませんがWP2に達すると下に見えるAl Azi川に沿って西に向かうよう指示があるのでこれに従うと飛行場を発見できます。Bravoは滑走路を優先して破壊します。

A,B両方を使う場合はAlphaでSA-2を破壊した時点でBravoに乗り換えるのが良いでしょう。それより早いとAlphaがSAMに落とされる可能性が高く、遅いとBravoがDmeirに向かってしまいます。