The record of multiplayer games
12th Oct. 1998 〜 17th Oct. 1998


10月12日
#4に再挑戦。前回の反省からAlpha編隊は最初から2手に分かれる。TeruはCharlie編隊のすぐ後ろ(東)から来るMiG-17x2機を私(Hook)は南側から来る別のMiG-17x2機を相手にすることにする。
ミラージュのレーダーは10nmと索敵距離の短いのでとりあえず敵が来そうな南西方向に進路を変える。しばらくするとレーダーにコンタクトがあり目視でもMiG-17と判明。2機のMiGのうち1機がこちらに向きを変え向かってきたが無視してC編隊に真っ直ぐ向かうと思われるもう1機のMiGに向かいシャフリルを発射する。シャフリルは命中し1機を撃墜したのですぐに反転しもう1機を攻撃する。もう1機のMiGに対してもシャフリルを発射、これも命中する。一方Teruも2機を撃墜したので序盤の危機は脱した。
基地から発進したBravo編隊は北から来るMiG-21編隊に向かい難なくこれを撃墜したようだった。
Bravo編隊が北に向かっているので私は南西方向から来る別のMiG-21編隊に向かう。そしてMiG-21x2を発見、それぞれに1発ずつシャフリルを発射する。シャフリルは2発とも命中、これで敵機は全ていなる。
そしてC編隊が基地近くまで達しだ時点で任務達成。わりとあっけなくクリアできてしまった。

新たにSTREGAさん(コールサイン"Strega")が加わったので次は5人でのマルチプレーを試す。
まずALL OUT WARを試す。ミサイルありでやったが5人もいるとミサイルが飛び交うのであまり接近戦の機会が無かった。それでも接近した敵を見るとワープしたり空中に止まったままになっていたりする場面が見られた。
次にキャンペーンを試す。しかし5人だと出来るミッションが限られてしまう。とりあえず出来るミッションのうちからヨムキプール戦争の#2を選ぶ。
このミッションは4部隊あるのでAlpha(MirageIII:護衛)をJazz、Bravo(MirageIII:CAP)をHook、Charlie(F-4E:爆撃)をStrega、Delta(F-4E:爆撃)をTeruとShinが担当する。
ミッション開始後すぐにEcho編隊(A-4)とそれを護衛するA編隊が敵MiG-17x2と交戦、Jazzが1機を仕留めたもののもう1機にA-4を撃墜されてしまい任務は早くも失敗してしまった。
すぐに終わってはしまったが共同ミッションは5人でも支障なくプレイできるようであった。

10月13日
FUTURE(仮想キャンペーン)のSYRIAN FRONTを始める。FUTUREはHISTORICALと異なりクリアしないと次のミッションが出来ない方式である。
#1はSAM制圧ミッション。Alpha編隊(F-4 2000x2:SEAD)をHook、Bravo編隊(F-16x2:SEAD)をShin、Charlie編隊(F-15x2:CAP)をTeruがそれぞれ担当する。
1回目。すでに先行しているC編隊が開始後すぐにMiGと交戦状態となる。しかし付近にはSAMが多数配備されているためSAMとMiG両方の攻撃を受け2機とも撃墜される。
私のA編隊は基地からのスタートのため少し遅れて目標近くに到着。しかしCAP部隊がいなくなったためMiGがこちらに接近、念のためAIM-7x2とPython3x2を装備していたので2機を撃墜できたがその際にSAMの攻撃を受け回避できずに撃墜されてしまう。1回目はここであきらめる。
2回目。今回はECMを搭載する。今度はC編隊は順調にMiGを撃墜する。MiGがいなくなったためA,B編隊は楽にSAM攻撃が出来るようになる。そしてSAMを全て破壊したところで任務達成となった。

10月14日
SYRIAN FRONT#2。シリア領内の司令所と4つの橋を破壊するのが目的。Alpha(F-4 2000:SEAD)をTeru、Bravo(F-4 2000:橋爆撃破壊)をHook、Charlie(F-16:司令所破壊)をShinとJazz、Delta(F-15:CAP)をStregaがそれぞれ担当。
1回目。まずA編隊が最初に敵領内に侵入しSAM制圧を始める。SAMを破壊しているとしばらくして敵のMiG-23とMiG-29が現われA編隊を攻撃する。CAPのD編隊は敵の位置が分からず援護が得られない。B編隊は爆装ではあるがAAMを4発装備しているので現場に急行する。しかし現場に着く前にA編隊は全滅。
A編隊がいなくなったため敵機はすべてこちら(B編隊)に向かってくる。AIM-7、AIM-9でそれぞれ1機ずつを撃墜したもののSAMとMiG両方から攻撃を受け(しかも爆装で身重)あえなく撃墜される。
その後C編隊が到着したが制空権を完全に得られてない状態での戦いは難しくやはり撃墜されここで作戦を中止する。


任務開始直後、美しい雪山をバックに飛行するAlpha編隊"Teru"のF-4。
しかし同編隊の任務は全編隊中一番過酷であった。

2回目。各部隊AAMを積むなどMiG対策を立てて臨む。序盤いきなりA編隊のウィングマンがSAMに撃墜されピンチ。今度はD編隊も援護に駆けつけたがSAMにやられ全滅してしまう。
B編隊も援護のためMiGに向かうがその間にA編隊は全滅してしまう。そのためまたもB編隊だけでMiGと接近戦となるが私は敵と空中衝突してしまいMiGもろとも墜落。
しかしまだ残っていたMiG-29が帰っていったためC編隊が爆撃を開始、すぐに司令所を破壊する。
まだ橋が残っていたがC編隊だけでは爆弾が足りない。B編隊はウィングマンが残っていたが何もせず帰途についていたためJazzがこれに乗り換え再び目標地点に向かう。私も空いた元Jazz機に乗り換えて再び戦闘に復帰。
B編隊に乗り換えたJazzがすぐに橋を2つ落とす。私も1発だけ残っていたMk83で1つを落とす。残った1つもJazzが破壊したので橋は全て破壊。
しかし任務は終わらないのでまだ残っているSAMサイトを攻撃する。SAMサイトのレーダーを破壊したところで任務達成。しかしこちらも5機を失うという苦しい勝利であった。

引き続き#3。敵の爆撃機から味方の施設を守るのが目的。Alpha(LAVIx2)をTeruとJazz、Bravo(F-15x2)をStrega、Charlie(LAVIx2)をHookとShinが担当。
AとCは前方の、Bはやや後方基地からの発進である。まずCは離陸後敵の来る方向に全速で向かう。まもなく死海上空に敵Su-24編隊を発見、4発積んでいたAIM-120を全弾発射、Su-24部隊は全滅させる。その後からはMiG-29が来ていたが別方向から爆装したMiG-23と護衛のMiG-29が来ていたのでそちらに向かう。
MiG-23部隊に残っていたAIM-9を2発を発射する。しかし全機は落とせずその後は複数のMiG-29と交戦状態になる。
私はまだMiG-29との交戦が続いていたが他の部隊が残っていたMiG-23を撃墜した時点で任務完了。比較的楽な任務であった。

10月15日
SYRIAN FRONT#4。シリア領内の発電施設の破壊。A編隊によるSEADは#2の経験からTeruとHook2人掛かりで行なう。他はBravo(LAVI:爆撃)をShin、Charlie(F-15:CAP)をStrega、Delta(LAVI:爆撃)をJazzがそれぞれ担当。
1回目。皆夜のミッションは初めてだったので一瞬戸惑うがHUDの色を明るくして目標に向かう。A編隊は2手に分かれ一気にSAMの殲滅を狙う。しかし私は1つ目のSAMサイトにHARM発射後ミサイルビューを見ているうちに地面に衝突してしまう。一方のTeruも地面に衝突したらしく結局SAMを残してしまった。CAPのC編隊もMiG-29の撃墜に苦労する。
B,D両爆撃隊は十分に制空権が得られない中での爆撃となり次々とMiGに撃墜され、結局4編隊全てが全滅すると言う最悪の結果となってしまった。

背後の闇の中から2機のMiG-29がBravo編隊"Shin"のLAVIに銃弾を浴びせている。
同機はこの直後墜落、唯一残っていたD編隊もこのあとやられ味方は全滅してしまう。

2回目。私は再びSAM1個所を破壊するも被弾、武器が全て使用不能となり戦線離脱。Teruは残りのSAMを破壊するがしつこく追ってくるMiGにやられてしまう。しかしSAMがいなくなったせいかその後の戦闘は1回目より順調でB,D編隊も発電施設を爆撃する。しかしB,D全てが攻撃を終えても発電施設は破壊できずに作戦を中止する。
この日は3回目の挑戦中にゲームの(通信の?)調子が悪くなったので中止して終わる。その後はチャットにて次回に向けての作戦会議が1時間にもわたって行われたのであった。

10月16日
この日は新たにmasuさん(コールサイン"Masu")が加わって6人でのプレイとなる。
まずはSYRIAN FRONT#4に再挑戦。各編隊の担当は昨日と同じで初参戦のMasuはC編隊に加わる。
任務開始。私は前回と同じようにHARM2発でSAMサイトを破壊した後、MavericでAAAと残ったSAMを破壊する。しかし同編隊のTeruはキーボード不調のため戦闘不能になっているところをMasuが誤射していまい墜落。私はAAM2発でMiGを落とし武器をほぼ使い果たしたところで別のMiGに撃墜される。
残った編隊はMiGと戦いつつ爆撃を開始する。B、Dのリーダー機が爆弾を使い果たしてもまだ発電施設は壊れなかった。そこでB編隊のShinがDのウィングマンに乗り換え残っていた3発のMK.84で再度爆撃、何とか施設を破壊することに成功し任務達成となる。

引き続き#5。空と陸から敵のSCUDランチャーと化学兵器貯蔵庫へ攻撃をかける。Alpha編隊(F-15:CAP)をStregaとMasu、Bravo編隊を(F-16:SCUD破壊)をShinとJazz、Charlie編隊(F-4 2000:化学兵器貯蔵庫爆撃)をTeruとHookがそれぞれ担当。
1回目。任務開始から少しして無線で地上にいる味方の特殊部隊から“敵のヘリに攻撃を受けている”旨の通信が入る。その後味方の地上部隊がやられたとメッセージが出て任務失敗。まだ始まって数分も経ってないあっと言う間の出来事であった。
2回目。今度はA編隊もヘリに気をつけるようにする。しかし任務開始直後StregaのF-15が原因不明のベイルアウト。残ったMasuが1人で敵のヘリMi-24を2機落とすも撃ち漏らしたヘリに再び特殊部隊がやられまたしても失敗。
めげずに3回目。今度は任務開始後A編隊の2機が一気に4機のMi-24を撃墜、特殊部隊の危機はひとまず去ったようであった。A編隊はさらに北から向かってきたMiG-29に向かう。
次はB編隊が目標地点に到着しSCUDランチャーをマベリックを次々と壊して行く。またA編隊も順調にMiG-29を撃墜しているようであった。
A、B両編隊の素晴らしい戦果が次々と無線で入る度にまだ目標に向かって飛行中のC編隊のTeruと私には徐々にプレッシャーが掛かってゆく。作戦を締めくくる自分たちが失敗したらA,B編隊の働きが台無しになるからであった。さらに今回爆撃に使用するスタンドオフ兵器Popeyeを使うのは2人とも初めてであることがより重圧を大きくしていた。
そしてC編隊がIPを通過し攻撃を開始する。私はとりあえずPOPEYEを一発発射、その後はずっとMFDだけを覗き込みPOPEYEを誘導する。しばらくしてMFDに目標の姿が映る。しかしその時通信で“それ以上目標に近付くと任務失敗になる”と連絡が入る。私は機をオートパイロットにして最終誘導操作中のため機の向きを変える余裕がなくTeruにも連絡することが出来ずただPOPEYEが命中するまでひたすら誘導を続けるしかなかった。
しかしPOPEYEからの最後の映像は確実に目標を捉え、その直後目標を破壊したとメッセージが出て任務達成。C編隊にとってはほっとした瞬間であった。

さらに引き続き#6。シリアで最も守備の固い敵飛行場に対する攻撃である。A編隊(F-4 2000:SEAD)をTeru、B編隊(F-15:CAP)をStregaとMasu、C編隊(F-16:MiGと管制塔爆撃)をShinがそれぞれ担当する。
私は空いていたDelta編隊の担当が決まってからブリーフィング内容を読むうちに自分に課せられた任務の特異さに驚く。敵の極秘計画で作られたらしい機種不明の航空機の破壊というだけでも変わっているのだがその破壊方法が異様である。目標は爆撃にも耐える硬い格納庫内に隠されているため空からの攻撃では破壊できない。そのため格納庫の正面に位置する滑走路に強行着陸し格納庫の入り口に向かって機銃を撃って中にある目標を破壊、その後再度離陸し滑走路も破壊すると言うものである。
とりあえずやってみるしかないので出撃する。敵飛行場はSAMと対空砲で守られさらには多数のMiG-29が飛来してくる。しかしA,B,C編隊の活躍で敵の反撃も徐々に弱められて行く。
敵の防御力がかなり弱まったところに私のD編隊も到着。全編隊に行動を開始することを伝えてから敵の滑走路にアプローチを開始する。タッチダウン直前、近くに味方が爆弾を落としたらしく様々な破片が飛んできて危うくぶつかりそうになったが無事着陸、そのままタキシングし格納庫の前へ。


敵飛行場に強行着陸。前方に見えるハンガーの中に目標の航空機が見える。

格納庫のドアは開いていて中から目標らしき航空機が顔を覗かせている。機銃の安全装置を解除しトリガを引くが少し射線がずれていて破壊できない。自機の向きを修正し再度射撃、今度は目標は大きな爆発を起こし跡形も無くなった。
目標の破壊を確認したので再びエンジン出力を上げながら機の向きを180度変える。そして滑走路方向を向いた時正面から敵の車輌がこちらに向かってくるのを発見。急いでエンジン出力を最大にし敵の車輌とすれ違いながら離陸、再び向きを180度かえ今度は離陸したばかりの滑走路に向けMk.84を投下、滑走路を破壊する。
そして残ったもう1本の滑走路を破壊しようとした時突然後ろから激しい銃撃を受ける。その後も飛行は続けられたが再び攻撃を受け飛行不能になる。後ろを見るとMiGらしき機影が見えたがやむを得ず脱出する。
まだ任務は達成されてなかったがD編隊のウィングマンに乗り換えていたShinが残りの滑走路1本と地上のMiG-21x2機を破壊し任務達成。まるで映画のようなこのミッションはこうして終わった。

10月17日
この日のメンバーは3人。再び6日間戦争に戻る。
まずは#5。敵戦車部隊の破壊である。MiGの飛来も予想される。Alpha編隊(以降全てMirageIII)をTeruとHook、Beta編隊をShinが担当。
任務開始してすぐに目標地点に到着、かなりの数の敵戦車が確認できたがこちらもそれを上回る数のロケット弾の雨を降らせる。途中でMiG-21が襲ってくるが予め爆弾を降ろし代わりにシャフリルを搭載してきたので苦もなく全機撃墜する。
A,B両編隊によって敵戦車が次々と姿を消して行き最後の1両にロケット弾が命中したところで任務完了。

引き続き#6。今度はエジプト側の戦車部隊を攻撃する。Alpha編隊をHook、Beta編隊をTeru、Charie編隊をShinが担当。A編隊はEcho編隊(A-4)の護衛に専念、他の2編隊は護衛とともに対戦車任務も負う。
任務開始後いきなりすぐ目の前に複数のMiGがいてそのまま接近戦に突入する。ウィングマンに指示を出しつつ自分も機銃とミサイルで敵を攻撃する。とにかく回りはMiGだらけと言った感じでそこにB,C編隊も空戦に加わり大混戦となる。
なんとかMiGを全て撃墜しA-4も無事だったのでB,C編隊は戦車攻撃に向かう。私は被弾し弾も無いので一足先に帰途に就く。
その後は特に脅威も無いなかで残っている戦車を破壊し任務完了。

次は6日間戦争の最終任務。ゴラン高原で撃墜されたパイロットを救出する。CH-53がパイロットを救出し帰還するまで上空で支援を行なう。AlphaをTeruとShin、BetaをHookが担当。
任務が開始されると対空対地両装備のミラージュ部隊はレーダーで捉えた敵は戦闘機、ヘリ、戦車、対空砲、あらゆる物全てを片っ端から破壊する。そのため敵は一気にいなくなりCH-53と対地攻撃のA-4が無事帰還するのを見守って任務完了。あっけない幕切れであった。

パイロット救出のため敵地に着陸するCH-53。後方に撃墜された戦闘機の残骸が見える。

さらに引き続いてIRAQI FRONTキャンペーンを始める。#1は敵爆撃部隊の襲撃を阻止する。Alpha編隊(F-16)をTeruとHook、Beta編隊(F-16)をShinが担当。Bには何故か爆弾が搭載さている。
任務開始。すぐにレーダーが敵を捉える。まず目視外で私が先に4発のAIM-120を別々の目標に発射、その後Teruが撃ち漏らしに向けてミサイルを発射する。敵の第1団は一気に殲滅。
続けてまた別の爆撃機と護衛機の一団が向かってくる。A編隊はミサイルをほぼ使い切っていたがそこにB編隊が戦闘に加わり次々と敵機を落として行く。そして全機撃墜したところで任務完了。B編隊に装備された爆弾の使い道は最後まで謎のままだった。

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