The Record of Multiplayer Games
FALCON4.0 マルチプレイヤー戦記 - V1.07編 - Part2

DAY1 9:18:00 (8月5日)
新たにキャンペーン(Rolling Fire)を作成して始めることにする。参加者はJazz,Masu,Mitsuと私の4人。
最初の任務はSrike、目標はT'osan橋である。1番機Mistu、2番機Masu、3番機Hook、4番機Take。目標手前には3つのSA-2サイトがあるが、パッケージには他にBDAがあるだけである。そこでHookとJazzはHARMを装備することにした。


烏山基地から出撃するHookとJazz。

離陸。全機トラブルは無いようだ。STPT2を通過しFOTを超えるとすぐに敵機と敵地上部隊が目に入った。そしてRWRはSA-2のレーダーを感知している。私より先行していたJazz機がSA-2を射程に捕らえたと連絡してきたので攻撃を頼む。Jazzは一番近くのSA-2にHARMを撃ったがSA-2はレーダーを止めてしまっようでミサイルは外れてしまう。続けてもう1発撃ったようだがこれも外れたようだ。
続いて私がSA-2を攻撃をする。SA-2はまだレーダーを停止しているようなので危険ではあるが接近して爆弾での攻撃を試みる。が、すぐにSA-2がレーダー放射を再開した。すかさずHARMに切り換え発射、距離も近かったのですぐに命中した。残る2つのSAMサイトのうち1つは味方のSEAD隊が破壊したようなので、残る1つに残ったHARMを発射、しかしこれはレーダーを停止していたので外れたようだった。
フライトプランに戻る。周囲を確認すると多数のSA-7が撃ちあがっていることに気が付いた。そして1、2番機は橋への攻撃を開始したようだった。1番機の失敗に備えて目標手前で待機していたがMitsuのGBUは橋に命中、これで任務はほぼ完了である。
ただ周囲には敵の航空機や車輌が沢山いるので残った爆弾の落し先を探す。ちょうど私のすぐ後方にFROG-7がいたのでこれにGBU-24を投下する。投下後誘導しながら急上昇する。が、突然激しい衝撃を受け機体が傾く。何にやられたかは不明であったが危険を感じたのですぐに脱出。周りに敵機はいなかったのでおそらくSA-7であろう。GBUの照準(Boresight)のために高度をやや落としたのが命取りだったようだ。
他の3機は無事のようだ。ただMasu機はHUDにトラブルを抱えているらしい。Mitsuは帰りがけに敵機を5機仕留めたようだ。その後、3機とも無事Osanに帰還している。BDA部隊も1機が失なわれたようだ。


帰りがけの駄賃(?)にIL-28を攻撃するMitsu。
なお落としたはずの爆弾が積んだまま見えるのはバグである。

任務は成功。しかし私はただ1人撃墜されて(MIA)しまい不満の残る結果になってしまった。だがゲームプレイ自体は全くトラブルが無く快適そのものであったので次の出撃が楽しみである。

DAY1 10:11:00 (8月6日)
昨日の続きである。任務はT'osan上空のSweep。参加者はMitsu(#1)、Hook(#3)、JUNX(#4)の3人。ブリーフィングのマップを見た時点ですでに多数の敵機との交戦が予想された。

3人とも離陸し、目標空域に向かう。しかし目標地点のかなり手前で既にかなりの数の敵機が目撃された。
まずMitsuと2番機が戦闘を開始する。JUNXもそちらに付いていったようだ。私は目標地点へ飛行を継続しようとしたがあまりの敵戦闘機の多さに交戦しないわけにはいかなくなり、RWRの反応の強い方向に機首を向けるがそこには敵機を発見できない。どうやらその時目標地域を覆っていた雲の下にいるようだ。そこで一気に雲の下に降下することにした。
雲の中を通りぬけ再び視界が戻ると複数のMIG-19とMiG-21が友軍機と交戦中であった。私はまず後方にいたMiG-21にAIM-120を発射した、次に近くにいた別のMiG-21にAIM-120を発射する。この2機は撃墜したようだ。味方が攻撃のMiG-19を除いて一時的に近くに敵がいなくなったので上昇し再び目標地点に向かう。

目標地点手前で今度は上空に2機のMiG-29を発見する。レーダーロックしようとしたがMiGは交戦を開始したのか雲の下へ降下してしまった。MiGを追って私も雲の下に降下すると、やはりMiGは友軍機を攻撃しようとしていた。味方に近い方のMiGをロックしてAIM-120を発射する。ミサイルを誘導中、もう1機のMiGがこちらに向かって来ているようだった。仲間にその旨を伝えたが近くにはいないようなので援護は得られそうに無い。ミサイルのアクティブレーダーが作動を始めたようなので、接近中のMiGにロックを切り換え正面からAIM-9Mを発射、MiGは回避行動を取って大きく針路をそらした。命中が確認できなかったので念のためそのMiGを追い続けたが結局は墜落して爆発した。
後方にRWRの反応があったので旋回し機種を向けるとMiG-29がいた。AIM-120を発射し撃墜する。ここで武装が無くなったので退くことにする。
乱戦の空域を抜け、落ち着いてから状況確認すると既に他のメンバーは帰還を開始したようだった。そこで私も帰還しようとしたがまだAIM-9Mが1発残っていることに気付いた。ちょうど正面に4機のMiG-23が見えたのでこれを追ったが追いつく前に全て他の友軍機に撃墜されてしまった。そこですぐ近くにいたSu-25をロックしてミサイルを発射、しかし外れてしまったようだ。他に脅威となる敵もいないのでそのままSu-25を追い続け機関砲で撃墜する。


至近距離からSu-25に命中弾を与えて左にブレイク。Su-25はその直後に爆発して四散した。

Gunも燃料も残りが少なくなったので基地に向かう。Mitsuは先に着陸したようだがJUNXはゲームから落ちたのか応答が無い、2番機は姿が見えなかった。私も無事着陸し任務を終える。

任務終了後、ゲームが止まってしまい私はデブリーフィングが見られなかったが、先に戻ったMitsuによると任務はPartical Successではあったものの、Mitsuが7KILL、2番機が3KILL、Hookが6KILL、JUNXが4KILLの合計20KILLという大戦果を上げたと言うことだ。なお2番機AIパイロットはMIAになっている。この戦果によって次の任務が楽になることを期待する。

DAY1 11:19:00 (8月7日)
今日の参加者はMitsu、Grizzly、Hookの3人。まずどの任務をやるかを決めるのだが、フラッグオーダーを見るとほぼ同じ離陸時間のSEAD Strikeが3つあった。しかも目標地点はいずれもピョンヤン周囲とほぼ同じ様な内容であった。そこでこの3つのフライトを3人でそれぞれ率いることになった。


3人で3つのSEAD Strikeを担当。

任務は平壌に近いだけに敵機も多く、そしてSAMの攻撃が厳しい。先行するMitsu、Grizzlyの部隊は戦闘を開始したようだ。私もSA-5へHARMを撃ち、目標への飛行ルートに戻ったその時、突然後方に現れたSA-6の不意打ちを食らって脱出。
Mitsu、Grizzlyの部隊はその後も戦っていたようだが途中から通信がおかしくなり、私は任務終了させたがデブリーフィングを見ることが出来ないままゲームが止まってしまった(その後ソロでもデブリーフィングが見られなくなっていたことが判明...再インストールする)。
詳しい戦果は確認できなかったが3部隊によるSEADで敵防空網にかなりの打撃を与えたようであった。

DAY1 13:09:00 (8月11日)
4日ぶりの飛行。参加者はMasu、Teru、Hookの3人。今回もほぼ同一目標地域のInterdictionとBAIの2編隊に分かれる。InterdictionをHook(#1)、BAIをMasu(#1)とTeru(#3)が担当。

離陸後、目標地域までは特に問題もなく飛行する。そして先行する私の編隊が目標地域に到達したとき、8時方向に2機のMiG-21を発見した。少し離れていたMasuとTeruもこれに気付いたようでMiGと交戦を開始しする。
MiGは2人に任せて私は敵地上部隊への攻撃を開始する。目標地点付近には多数の敵地上部隊が見えた。持ってきた兵装はお約束とも言えるBLU-27であるが、悪いことに目標地域には雲がかかっていたため高々度から目視で照準を行うことが出来ない。そのため高度10,000ftから降下して攻撃を行わねばならず、既にSA-7にやられやすい状況ができてしまっていた。
自走砲や兵員輸送車の集団にナパーム弾を1発落とす度に多数の2次爆発が起きるのが確認できた。味方部隊に近い場所にT-55とT-62からなる戦車部隊が見えたので、これは敵戦力を削ぐ大きなチャンスとその戦車群にナパームを連発した。
しかしこの連発したことが仇となった。2発目の狙いをつける間に高度が下がり過ぎ、8,000ftを切ってしまっていた。しまったと思ったその時、ウィングマンからSAM発射の警告を受ける。SAMの位置を確認できたときには既に機のすぐ近くにあり、回避する間もなく命中する。機体はまだ飛行できるようだが再びSAM発射の警告を受け飛行継続を断念、脱出レバーを引いた。


大胆にも超低空から敵車輌に攻撃を加えるTeru。

一方MasuとTeruは私より少し北側で対地攻撃を行っていた。こちらはAGM-65を使用しているためか敵の反撃を受けていないようであった。しかし低空に降りて爆撃を行っていたTeruがSA-7と思われる攻撃により損傷を受ける。Masuは全ての爆弾を使い切り帰還態勢になっていたので、航法装置が使えなくなったTeruを基地まで先導することになった。
しかしここでTeruがゲームから落ちてしまい、私は既に撃墜されMasu1人となったため、ここでゲームを終了させる。

任務は両編隊とも成功。私はまだ爆弾2発を残してのMIAながら敵車輌56両を撃破していた。しかしV1.07になって以降SA-7にやられてばかりいるので、今後は戦術を見直す必要がありそうだ。

DAY1 14:00:00 (8月13日)
今日もキャンペーンの続きを行うが、実は昨日(12日)は3度出撃しようとして全て失敗している。この日も2度出撃を試みたが失敗した。その原因はv1.07で加わったAIパイロットの不足による飛行キャンセルである。そこでキャンペーン開始時より続けてきた36SQでの出撃を諦め、まだAIパイロットの多い他のスコードロンでプレイすることにする。

今回選んだのはROKAF 161SQ、任務はGeoin Army BaseへのOCA Strikeである。Strike編隊にHook(#1)、Masu(#3)、Falcon33(#4)が、BDA編隊にMitsu(#1)が搭乗。出撃前には各自どの目標を攻撃するか綿密な打ち合わせを行う。

このフライトはキャンセルされること無く全機無事Chungju Airbase離陸する。目標地域は相変わらず曇っていた。雲の下に降り、攻撃を開始する。目標手前にT-62からなる敵戦車部隊が見えたが、Falcon33がこれを攻撃する。それに対し敵部隊からSA-7が発射されたがどうやら振り切ったようだ。
私はまず2番機に目標を指示する。しかしレーダーがなかなか思ったところをロックしてくれず、なんとか2番機に攻撃目標を指示できたときには私自身は既に目標のほぼ真上に来ていたため攻撃できなかった。
そこでそのまま直進、一旦日本海上に出てから向き直して再度攻撃を試みようとしたところで突如雲の中から2機の敵MiG-21が現れた。爆装ではあったが距離があまりにも近いので交戦せざるを得ない。Masuもこれに気付いたようで1機をAIM-120で仕留めたようだが、この間に2番機がやられてしまった。私はもう1機をロックしてやや正面からではあったが牽制の意味も込めてAIM-9Pを発射する。そのMiGに対しては既にMasuもAIM-9Pを発射していたようでMiGの近くで炸裂していた。私のサイドワインダーは当たらなかったようで、MiGは私の正面を横切っていった。私はMiGを追ったが間もなく爆発音がし、MasuからMiG撃墜の報告が入る。
MiGが片付いたところで目標への攻撃を再開する。位置を確認するため目標の方向を向いたとき、目標に大きな炎が上がる。Falcon33のナパーム弾によるもののようだが、同時にFalcon33からはやられたとの報告が入る。どうやら自身が落としたナパーム弾の爆発に巻き込まれたようで、Mitsuもこの様子を目撃していたようだった。
しかし目標の陸軍基地の施設はすべて焼き尽くされていて、もう私の仕事は無かった。私はまだ1発も使っていない爆弾の落し先を探し、SA-7 Squadが見つかったのでこれを攻撃してから帰還する。Masuも先に爆弾を使い切り帰還を始めたようだ。
一方のMistu率いるBDA編隊は既に2機ともいなくなっていた。基地まではまだ距離があったので、FOTを越えたところでゲームを終了した。

任務は成功。しかし皆戦果は少なく、逆に損失4機という結果であった。この調子だとこのスコードロンのパイロットもいずれ少なくなるだろう。

DAY1 19:15:00 (8月18日)
この日は1度、P'anmun上でのBAIを行ったが、多数の敵機とSAMの迎撃を受け、まともな活躍ができないまま全機が撃墜されてしまった(任務は一応成功)。あまりにも早く終わらされてしまったので、この日はこの全滅の“復讐”をするためにも続けて飛行を行うことになった。

次の任務もBAIであるが、目標地域は半島東部のKosong近辺である。メンバーはHook(#1)、Teru(#2)、Masu(#3)、Jazz(#4)。出撃の際に私だけゲームから落ちてしまったが、再接続してなんとか復帰することができた。

私が1番機のコックピットに戻ったときには、編隊がちょうどFOTを越えようとしているときだった。そしてFOTを越え、目標地点が近くなったので攻撃を開始する。
しかしここで上空に4機のMiG-21を発見した。2機編隊が2つである。MiGはこちらに向かってくる気配は無かったが安心して対地攻撃を行えるないので、身重ではあるが交戦する。先頭の私は近い方編隊をロックして接近、射程内にとらえてAIM-9Mを発射、1機を撃墜する。そしてすぐにもう1機をロックして9Mを発射したが近すぎて当たらなかった。すれ違ったMiGを探そうとしたとき大きな爆発音がした。どうやらメンバーの誰かが撃ちとしてくれたらしい。
もう1つのMiG-21編隊は我々に構わず北の方へ飛び去るようであったが、新たに出現したMiG-19編隊が我々の目の前を横切ろうとしていた。TeruとMasuがこれを追い、私もそれに続く。TeruがMiGのウィングマンにAIM-9を発射撃墜した。しかしMiGのリーダーが向き直りTeruに2発のミサイルを発射、Teruは撃墜されてしまった。Masuがそのリーダー機を撃墜したのはそのすぐ後であった。


見事MiG-19 1機を仕留めながらも、もう1機(写真左)に撃墜されてしまったTeru。
Hookのコックピットからもその最後の瞬間が目撃されていた。

上空がクリアになったので本来の任務を続行。私はまずFrog-7部隊が目に入ったのでこれにBLU-27を投下。そして再上昇して次の目標を探したとき、敵のKosong飛行場に2機のMiG-21がタキシングしているのが見えた。そのMiGにめがけてBLU-27を投下し2機とも破壊する。さらにタキシーウェイ上には今度は4機のMiG-21が出現したので再び攻撃、また飛行場付近の低空をホバリングしていた敵のMD-500にもBLU-27を投下し破壊した。
この間、Masuが地上のMiG-21を銃撃しようとして地面に接触したらしく脱出。Jazzは先に爆弾を使い果たしたようだ。
私も爆弾を使い切り帰還しようとしたが、すぐ近くに1機のMiG-23が飛行しているの発見。MiGはこちらがロックをすると逃げ出したが、こちらは身軽になったのでスロットル全開でこれを追い、9Pで撃墜する。
そして今度こそ帰還しようとしたところにMiG-29とMiG-23編隊が出現。私は9Pを1発残しているものの燃料に余裕が無いので交戦できない、Jazzは3発を残していたが交戦は難しそうであった。かなり危機的な状況かと思われたが、付近にいたF-15等の友軍機がこれらをすべて片づけてくれた。
Teru、Masuがいなくなり、基地まではまだかなりの距離があるのでFOTを越えたところでゲームを終了させた。

任務は成功。2機を失ったが4人でAA Kill29、AG Kill46となかなかの内容。“復讐”は十分できたと言えるだろう。


この復讐で敵に大打撃を与えたことだろう。
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