The Record of Multiplayer Games
FALCON4.0 マルチプレイヤー戦記 - V1.06編 -

DAY1 09:00 (4月9日)
バージョン1.03、1.04の頃に何度か試して駄目だったキャンペーンの多人数プレイを1.06になってから初めて試してみることにした。参加者はHook(私)とJAZZ(たけさん)。
新規にキャンペーンを作って始めることにした。やはりキャンペーンはデータが大きいのかゲームに完全に入るまでに少々時間がかかった。

最初の任務はNAVAL STRIKEをやることに決定。まだ敵のSAMが多そうなので私はHARMを搭載した。
ゲーム開始後、離陸して2人揃って移動するの結構大変。速度等を通信で連絡することで歩調(飛調?)を合わせた。
そしてまだIPに差し掛からない前に私に対してSA-5が発射された。ECMを起動、チャフを撒きながら降下する。
目標地点は近かったがSA-5が邪魔だったので、対艦攻撃はJAZZにまかせて私はHARMでSA-5を制圧することにした。
HARMでSA-5のレーダーを破壊し、急いで攻撃地点に向かうとちょうどJAZZが爆弾を投下したところであった。2発のレーザー誘導爆弾が港湾施設に命中、火の手が上がる。
私がその上を通過し状況を確認するとOSA2が1隻残っているのが見えた。そこで上昇、反転て目標に向かって降下、GBU-24 1発を落してこのOSA2を沈める。
RWRに敵のMiG-21らしきレーダーが探知されたのでとりあえずその場を離れ、もう1発残っていたSA-5にHARMを撃った(これは外れた)。
後ろを見るとJAZZがMiG-21と戦闘をしていた。1機は落したようだがもう1機に苦戦しているらしい。私は遠くからAIM-120を撃ってこれを撃ち落すことができた。JAZZは無事であった。
敵機もいなくなったので基地へと戻ろうとしたとき後方上空で何かが爆発し、同時にJAZZからやられたとの通信が入った。どうやら目標付近にあったSA-3にやられたたらしい。
この時点で任務を終了させる。任務は成功。1機を失ったがまずまずの内容であった。




DAY1 09:40 (4月10日)
2つ目のミッションはSWEEP。ピョンヤン南部の敵航空機を掃討する。しかし敵国首都に近いため目標の空域には敵の航空機が多数いるだけでなくSAMもまだ多数が制圧されずに残っているためかなり難しいことが予想されたが失敗覚悟で望むことにした。編隊は4機で1番機を私、3番機をJAZZが担当する。

離陸して目標地点に向かう。編隊を組むがなぜかすでに4番機の姿が無かった、どうも離陸時に事故で失われたらしい。
目標地点はるか手前で多数の敵航空機がレーダーにとらえられたが、我々に最初に攻撃を仕掛けてきたのはやはり敵のSAMであった。
2人ともHARMを搭載してきたのでまずJAZZがSA-5を攻撃する。私はその間にこちらをロックしていたMiG-21を攻撃、1機を機銃で仕留める。そのすぐあと目の前に敵のKa-50攻撃ヘリがいたのでこれを追う。しかしヘリを追うのにあまりにも速度を落しすぎたため失速、しかもディープストールになってしまった。高度が低かったので立て直しも間に合わず墜落、なんとも情けない終わり方であった。
JAZZはまだ生き残っていたが被弾したらしく脱出、もう1機いた2番機もやられてしまい全滅。ここでゲームを終える。

デブリーフィングを見ると以外にも任務は成功となっていた。敵3機とSA-5を破壊したもののこちらは4機を失ってしまい、最初から予想はしてたものの内容は最悪であった。


DAY1 10:20 (4月10日)
引き続き行ったミッションはBARCAP。敵勢力との境目付近なので先ほどのSWEEPよりは楽である。

哨戒地点には問題なく到達し、まで敵も接近する様子はなかった。
しかししばらくして2機のMiG-29が距離20nmほどまで接近してきた。それ以上こちらに向かってくる気配はなかったが、ただ哨戒してるのも退屈に感じられたのでとりあえず1機をAIM-120で攻撃する。別の1機はJAZZが攻撃。1発目のミサイルは外れたらしく、2発を撃ったがこれも外れる。3発目はAIM-7、しかしこれも外れてしまった。さらに4発目のAIM-7を撃ったが命中するまえに他のF-16がこれを仕留めてしまった。JAZZの方は既にMiG-29を落したようだ。

哨戒地点から離れてしまったので急いで戻る。そしてまたしばらくすると2機のMiG-29とその後ろから2機のMiG-19が接近してきた。
再びMiG-29を1機ずつ担当することにしたが、そのうち1機は別の味方が落したようなので残った1機を私が攻撃することにしてJAZZはその後ろのMiG-19に向かう。
MiG-29に対してAIM-9Mを発射、これは命中したらしくパイロットが脱出しそのあと機体は爆発した。
すぐに2機のMiG-19の方へ向かう、JAZZがそのうち1機を仕留めたようであったがその後ろにもう1機のMiG-19がいるのが見えた。その直後JAZZから被弾したとの通信が入る。MiG-19がこちらのAIM-9Mの射程内に入り、やや側方からではあったが発射、命中したようにみえたがまだ飛行していた。こちらはかなり速度を出していたのでオーバーシュートしてしまったが旋回して再びMiGが見えたときにはパイロットはすでに脱出していて機体も間もなく爆発した。
JAZZは辛うじて飛行ができるようであった。私もミサイルを撃ち尽くし、パトロール時間も過ぎていたのでAWACSに帰還許可を求める。

許可が得られ、JAZZの飛行が大変そうなのでここでゲーム終了。任務は成功、2人が各2機ずつを仕留め損失は0、満足のいく内容であった。


DAY1 11:26 (4月13日)
SEAD Strikeに挑む。ピョンヤン南部のかなり広い範囲をカバーしているSA-5サイトに対する攻撃である。

離陸し目標に向かって飛行を続ける。FOTを越えたあたりで多数の敵機を確認。後方にいた4番機が横から来たMiG-29と交戦状態となるが、味方がそのMiG-29を落したようだ。
私はSA-5のレーダーがHARMの射程内になったので発射する。このHARMは命中したようだ。
その直後にRWRが前方にMiG-29と思われるレーダーを感知する。急いでその方向に機首を向けたがそれらしい姿が見えない。旋回を続けながらふと後方を見るとすぐ後ろにMiG-29がいてこちらに機首を向けていた。慌てて急旋回するが爆弾を抱えたままなので振り切れない。任務を達成するためにはまだ爆弾を棄てるわけにはいかない。ところが再び後方を確認するとMiG-29がいなくなっていた。そのときちょうど目の前に別のMiG-29がいたのでAIM-120を発射、ちゃんとロックしていなかったらしく外れてしまう。そのMiG-29は味方のF-4が追跡しているようだったので、今度は別のMiG-29に対してAIM-120を発射する。今度は命中したらしく炎を上げて爆発した。
さらに別のMiG-29に対してAIM-120を発射。が、その直後突然機体に衝撃が走りあっという間に爆発。一瞬にしてやられてしまった。
3番機のJAZZはその後もしばらく生き残っていたが任務を中断する。

SA-5のレーダーを破壊するも結局任務は失敗。ACMIを見ると前方から来たMiG-29は私が向き直る前に横をすりぬけて後ろに付き(私が気付いたのはこの時点)、一旦目標を2番機に変えてそれを撃墜した後再び私の後方から接近して機銃で攻撃したようだ。JAZZも私とほぼ同じ位置で同じ方向を向いていたのでMiGの存在に気付いていなかったらしい。しかしそれより前、私の後ろにMiG-29が付いたときには2番機の正面にMiG-29がいたわけで、命令を与えないと攻撃してくれない人間味のないウィングマン(AIなので当たり前ですが...)に少し不満を感じる。今後はプレイヤー同士でお互いの後方を確認し合うことも必要なようだ。


DAY1 12:10 (4月16日)
次はFALCON4.0の中でも難しい任務の1つ、敵飛行場に対する攻撃ミッションである。目標は2本の平行滑走路を持つKoksan飛行場。
いつも通り離陸から任務を始めたがどやら同調が上手く行かなかったらしくJAZZ側では私の動きがおかしくなっているようだ。

一端ゲームを抜けて既に飛行している状態で再度始める。
ゲームが始まるといきなりRWRにMiG-29らしき警報音なる。その方向を見ると20nmも無いところに2機のMiG-29が見えた。
すぐに1機をロックしAIM-120を発射、命中したらしくその後炎を曳いて爆発した。しかしその間にもう1機がかなりこちらに接近していた。AIM-120を撃とうとしたが私が乗る前に既に1発使っていたらしくもう無かった。仕方ないのでサイドワインダーに切りかえる。MiG-29は正面からこちらに向かって来ているが、サイドワインダーは運良く9Mであった。相手に先に撃たれないよう射程ぎりぎりで発射、MiG-29は旋回して回避する。ミサイルは爆発し、MiGは私の横をすり抜けたが濃い煙を引いているのが見えた。それでもMiGはまだ飛行可能なようなのでこれを追う。こちらは爆弾を抱えたままだったがMiGも被弾して動きが悪い。懸命にこちらの追尾を交そう急降下したが、それがかえって重身のこちらの加速を助けてしまい距離を縮めることになる。MiGが機銃の射程内に入ったので止めを刺した。

しかしその直後機体に銃弾を受ける。後ろに別のMiGがいるのかと思ったが姿は見えない。どうやら対空砲のようである。飛行は続けられるようだがHUDが使えなくなってしまった。
それでも武器は使える可能性があるのでこの状態で滑走路を爆撃することにした。滑走路への進入開始位置に移動してからアフターバーナーに点火。敵の滑走路上空に真っ直ぐ進入する。HUDが使えないので勘でトリガを押す。どうやらデュランダルは正常にリリースされてるらしい。滑走路上を飛びぬけ後方を確認すると全弾命中しているのが見えた。
180度旋回し、今度はもう1本の滑走路を攻撃する。進入開始が早かったのとすぐ横に見えたZSU-57のプレシャーとでやや斜めに進入してしまう。ほぼ滑走路端まで来てしまったのでとりあえずリリースしたがやはり外れてしまった。
そこで再度攻撃を試みる。今度もあまりいい進入ではなかったがそれでも2発は命中したように見えた。

爆弾が無くなったのでJAZZ(2番機)に声をかけ帰投する。
今回は着陸まですることにした。私はHUDがやられているので少々不安があったがなんとか無事接地することができた。NWSが故障しているらしく途中で滑走路をはみ出してしまったが特に問題はなかった。
その後JAZZも続いて着陸したがギアを降ろすときの速度が速すぎたようでギアを壊してしまうが、その後無地胴体着陸をしている。

結果はPartical Success。滑走路にダメージを与えるも完全には破壊できなかったようだ。しかも3番機が着陸直前に謎の墜落をしてしまっている。
途中の混乱した状態から始めてのPartical Successなのでちゃんと最初からできれいれば完全に成功していた可能性は高いだけに、最初の同調失敗が惜しまれる。


無事(?)に着陸したHOOKとJAZZ。
JAZZはかなりオーバーランして止まったようだ。

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