ICP and DED

FACK
FACK(Fault Acknowledge,故障確認)ページでは機に故障が発生した際の故障箇所とその状況の詳細を知ることが出来ます。

故障箇所が無い場合にはには"NO FALUTS"、"ALL SYS OK"とだけ表示されます。

故障が発生した場合は1行目に"FAULT"と表示され、3行目に故障が発生したシステム名と故障した機能、故障の状態が表示されます。
故障箇所が複数ある場合はICPの[<],[>]ボタンを押すとサイクル表示されます。

例をいくつか挙げると
FLCS DMUX FAIL
飛行制御システム(FLCS)のディスプレイマルチプレクサ(DMUX)が故障(FLCS)したことを示しています。この故障よりHUDが使えなくなります。

AMUX BUS FAIL
これは2つあるアビオニクスデータバスのうちバスA(AMUX)が故障したことを示しています。この場合もう一方のバスB(BMUX)が故障していなければ問題なくアビオニクスを使用できますが、BMUXも故障した場合は火器管制コンピュータは航法モードでしか使用できなくなります。

GEAR LDGR FAIL
ランディングギアの故障を示しています。最後は胴体着陸するか脱出しなけばなりません。

SMS BUS FAIL
装備管理システム(SMS)のバス(BUS)が故障したことを示しています。これにより全ての装備が使用できなくなります。ただし投棄することは可能です。

ENG HYDR DEGR
エンジン(ENG)の油圧系統(HYDR)が機能低下(DEGR)していることを示しています。この状態でマッハ1以上の速度を出すと機体が不安定になります。

ENG FIRE FAIL
エンジンが出火しています。機体は間もなく爆発するので脱出しなければなりません。

詳細はマニュアル20-6〜20-10の表を参照。