Multiplayer Game

F-16MRF/MiG-29の最大の売りはNova World:Integrated Battlespaceに接続しての最大128人での多人数対戦が可能であることと言えるでしょう。
他にもLAN(IPX)やインターネット(TCP/IP)上での対戦(最大16人)やモデムやシリアルケーブルを用いた対戦も可能です。

F-22 Lightning3でもNovaWorldでの多人数対戦が可能ですが、戦場はIBSとは別のF-22L3専用のものとなります。また接続方式はNova Worldのみとなり、modemやIPX、IP入力によるインターネット直接接続は無くなりました。

Nova World / IBS
インターネットに接続し、Multiplayerの接続形式で“NovaWorld / Internet”を選択しJOINするとNovaWorld:Integrated Battlespaceに接続されます。またこの接続の際にプログラムのバージョンがチェックされ最新のものでない場合にはアップデートが開始されます。
IBSに接続されると自動的にブラウザが立ち上がり下のようなロビーと呼ばれるメニューが現れます。


IBSのロビー。4つのゲームが開かれていてる。

ロビーには現在開かれているゲームの名前とその内容、現在の参加人数が一覧表示されています。
同じ形式のゲームが複数ある場合でもゲームによって設定が異なります。例えばDeathmatchではミサイルが使えるものとそうでないものがあったり、R.A.W.では所属するチームを自分で選べるものと均等に配分されるようサーバーが決めるものとがあります。
そして参加したいゲームの名前をクリックすればゲームが開始されます。

IBSには世界中からプレイヤーが集まっています。そのため他のプレイヤーとのコミュニケーションは当然英語となります。しかし会話をしないと出来ないゲームではないので英語ができなくてもプレイに問題はありません。それでも他のプレイヤーから“nice”や“good”などと誉められた場合などは“thanks”(もしくは“thx”)とぐらいは返事をするのが良いでしょう。

日本人同士でチャットする場合に公開チャット上で日本語(ローマ字)を多用するのは極力避けるべきです。他の国の人にとっては全く意味不明の言葉を聞かせ続けるのは日本人プレイヤー全体の印象を悪くしかねません。どうしても日本語でしか伝えられない場合以外は日本人同士でもなるべく英語を使いましょう。と言っても“go bomb J18”のように単語をならべる程度で十分です。

NovaWorld:IBSへの接続にはアカウント登録や課金などは一切無いので気軽に思う存分利用する事が出来ます。


マルチプレイヤーゲームの形式にはDeathmatchとR.A.W.の2つがあります。

Deathmatch
デスマッチはプレイヤー全員がお互いに攻撃し合うもので個人戦とも言えます。ただしDeathmatchでは飛行隊(Squadron)を組むことが出来るようになっていて、同じ飛行隊のメンバー同士はお互い味方とみなされチーム内チャット[SHIFT]+[T]等を使って共同作戦を取ることもできます。
ルールは敵を撃墜したら1ポイントの獲得となり、あるポイント(サーバーの設定による)に一番最初に達した人の勝利となります。ただし地面に激突すると1ポイント減点されます。敵に撃墜された時点では減点にはなりませんがそのまま放っておくと地面に激突してしまうのですぐに[ENTER]キーを押して復帰しなければなりません。

R.A.W.
R.A.W.(Raptor Air War)はプレイヤーが二手に分かれてお互いの基地を攻撃し合うチーム戦で、相手の基地を全て破壊したチームが勝利となります。
プレイヤーはゲーム開始時にFighterかBomberかを選択します。Fighterは敵の戦闘機から味方の基地やBomberを守るのが役目で、Bomberは文字どおり敵の基地を爆撃するのが役目です。
戦場にはプレイヤーと基地以外にもAWACSやSAMが配備されています。AWACSは索敵に、SAMは基地や飛行場の防衛に欠かせないものなので、敵の基地だけでなくAWACSやSAMを破壊することがRAWに勝利する上で重要になります。逆に味方のこれらの施設を失うと非常に不利になるので敵の攻撃から守らなければなりません。
このように相手のどの施設を狙い、また味方の何を重点的に守るかの駆け引きによる実戦さながらの攻防戦が展開されます。


IBS RAWで敵のMiG-29プレイヤーとの熾烈な空中戦。

CO-OP (F-22L3のみ)
CO-OP(Co-operation、共同作戦)は全プレイヤーが協力して任務の達成を目指します。