MiG-29 Fulcrum


MiG-29ファルクラムはアメリカ軍のF-16やF/A-18に対抗すべく開発された戦闘機で、その優れた機動性はどの欧米製戦闘機をも凌駕しています。MiG-21と同様に旧東側諸国を中心とした世界各国に輸出され性能だけでなくセールスという点でもF-16のライバルとなっています。

MiG-29のコックピットはHUDとレーダースコープ以外は大戦機のそれと変わらないような従来型のアナログ計器中心のものです。HUDとレーダースコープで大半の情報を得ることが出来るようにはなっていますが時には他の計器にも目をやる必要があります。

MiG-29に搭載されているIRSTは目標の放つ赤外線を捕らえることで目標を探知するもので、これを用いることで敵機に自分の存在を知られること無く接近し不意打ちをすることができるためMiG-29の大きな利点となっています。