Saudi Arabia Tour

スペースが不足しているのでとりあえず各ミッションの要点だけ説明します。前2つのツアーをクリアしていればこのツアーも問題なくクリア出来ると思います。

このツアーの舞台はサウジアラビアとイエメンとの国境です。サウジ領内のイエメンに接する地域が反乱軍に支配され、サウジ政府軍はアメリカを中心とする国連軍の支援を受けこの地域の奪回を開始、同時に越境が増加しているイエメン軍にも対処するというシナリオです。


misson #1
Border Patrol

国境のCAP任務です。(T)マークの付いていない標的との戦闘はなるべく避けるようにし、まず攻撃目標のMiG-29を狙います。ただこのMiG-29は他の味方部隊が落としてくれる場合もあるのでその撃ち漏らしだけを狙うようにすれば自機のミサイルを温存できます。次にWP2の先からSu-35が来るのでSAMに気をつけながら撃ち落とします。

そして帰還なのですが実はここからがこのミッションで一番難しいところかもしれません。と言うのも基地付近には多数の敵機がいるため脅威下での着陸を強いられるためです。ミサイルが残っているのであれば敵を片づけて安全を確保するのが確実ですが、そうもいかない場合は僚機に攻撃させつつ隙を見て着陸します。当然サーキットアプローチなどはせず一気に滑走路に降りて機を停止させ任務を終了させるのが得策でしょう。


misson #2
Air Rebels

敵機の掃討任務です。CAP地点には反乱軍の基地があり攻撃目標のF-15E 2機が駐機しています。基地を攻撃する前には周辺のSAMを破壊して安全を確保し、それから(T)マークのついたF-15Eを破壊します。

さらに上空には敵機が襲来します。攻撃目標以外の敵機もいるのでこれらはなるべく他の部隊に任せて自編隊は(T)マークのついたSu-30部隊とSu-35部隊に攻撃を絞ります。放っておくと自分に危険がありそうな場合や撃墜数を稼ぐ場合はこれらを撃墜します。GHAALI1のSu-35が出現するまでに武器が無くなったり燃料が残り少なくなったら基地に補給しに戻るのがよいでしょう。


misson #3
Sea CAP

このミッションは攻撃目標の船を探し出すのが大変です。海上には敵や味方の船が多数いますがその中から目標を見つけなければなりません。索敵中はEMCONを5にし、敵のSAMや戦闘艦、敵機が近いときにだけEMCON1にするようにします。MFD上では地上(海上)物は'+'マークで表示されていますが攻撃目標の船はカーソルを合わせても名前と(T)マークが表示されません。そのため目標の識別はHUDで行わねばなりません。バーチャルコックピットで視点を動かして機の左右も確認するようにし、(T)マークのついた標的を発見したら自分で攻撃するか僚機に攻撃させます。


攻撃目標の船の位置はこうなっています。

対空ミサイルが少ないので敵機との戦闘はなるべく避けるようにしますが、自機に向かってくるものや攻撃目標の近くにいるものは先手を打って攻撃します。


misson #4
Air Force

ミッションは地上から始まるのですがいきなり脅威下にあるためタキシングや離陸のスキップは出来ません。基地では他にもF-15E隊が離陸するので待たされることが多く割と面倒です。

離陸後WP2で空中給油を行います。給油中に敵に襲われないよう注意が必要です。

攻撃目標となっている敵機の数が多いのですが、無理に全部自分で落とさなくても味方部隊がかなり落としてくれます。

WP6には敵の飛行場がありMIG-21が2機駐機していて、その周囲には多数の対空兵器が配置されています。攻撃目標と基地攻撃の邪魔になるSAMを優先して破壊し、他は僚機に任せます。MiG-21の破壊は機銃で行うのですが基地周囲に残っている対空砲に気をつけなければなりません。


misson #5
Scramble!

基地に多数の敵機が襲来しています。僚機には交戦命令を出し、自分は(T)マークのついたSu-30を優先して落とすようにします。敵の数は多いですがミサイルの塔載数が多く僚機も3機いるのでそれほど難しくはないでしょう。


misson #6
Rebel Jizan

敵機の撃墜と地上物の破壊自体は問題ないでしょうが、攻撃目標が多く飛行時間も長引くため途中で弾薬と燃料を補給しなければならなくなるでしょう。AWACSとの交信で'DIVERT'を選べば最寄りの基地を教えてくれますが、攻撃地点でもあるJizanに着陸しても補給はできます。

このミッションで大変なのが敵のAWACS機A-50の撃墜です。A-50はJizanあたりでレーダー表示を最大にすればぎりぎりぐらいで捕えられるはずです。これを撃墜するためにはイエメン領のかなり奥深くまで飛行しならないうえ、途中には敵編隊も多数います。そのためにも再補給してからA-50撃墜に行くのが望ましいでしょう。


misson #7
City 1 Yemen

離陸後1回目の空中給油を行ってから攻撃地点へ向かいます。

攻撃地点の飛行場にはSu-35が駐機していて周囲を多数の対空兵器が取り囲んでいます。そしてこれら両方が攻撃目標となっています。

攻撃地点が片付いたらSHAR5,6編隊を撃墜しに行きます。これらはエリトリア領付近の紅海上を飛行しているため長距離の飛行を伴います。

そして2つの編隊を撃墜したなら残すはWP6,7の通過と着陸です。WP6では2回目の空中給油をすることになっていますが、WP6通過時点で胴体内タンクに半分以上燃料が残っていれば給油無しでも基地に帰還できます。ぎりぎりな場合や燃料漏れを起こしているのなら必ず給油します。


misson #8
Roulette

AWACSミッションです。このミッションは敵機の迎撃が重要なのですが、敵戦闘機の数が多いのに対して自軍の航空機は数こそ多いもののほとんどが対地任務を与えられているため迎撃に使える戦闘機部隊(CAP,Escort)が少なく苦労させられます。

少ない迎撃機を有効に使うためにもF-22よる迎撃は出来るだけ自分で行うようにします。これをコンピュータに任せてしまうと損耗が大きくなり後々迎撃機が不足することになりかねません。自分でが操作すれば1機も失うこと無く敵機をミサイルの数だけ落とすことも可能でしょう。しかし移動やドッグファイトなどで長時間連続してF-22に乗り続けることは避けるべきです。これは長時間AWACSを留守にしてしまうと新たに出現した敵機に対する対応が遅れてしまい、F-117が撃墜されてしまう可能性もあるためです。

F-117部隊の進度に合わせてサウジ領内でCAPしている部隊をF-117のイエメン領内のF-117のルート上でCAPさせるようにします。これを行わないと突然F-117の近くに出現した敵機に対応できなくなります。

迎撃だけでは難しいと思われる場合は早めに敵機を地上で破壊してしまうという手もあります。特にGHOST2のWP5付近にある2つの敵飛行場を襲撃しておくとかなり楽になります。ただ地上の航空機を全て破壊しようとすると時間がかかりすぎるのである程度で見切りをつけるのがよいでしょう。


misson #9
Final Missle

最終ミッションもAWACSです。攻撃目標が多くて面倒ではありますが#8から比べれば失敗しにくい分楽にクリアできるでしょう。

そのミッション失敗を防ぐにはマップ右あたりに出現するAn-70を早めに撃墜しWP3通過を阻止します。あとは同じところから出現しE-3に向かってくる敵戦闘機に気をつけることです。この戦闘機を放っておくとこのミッションでのプレイヤー機であるMAGIC1が撃墜されてしまいミッション失敗になります。この2点さえ気をつければあとは攻撃に集中することが出来ます。

マップ右黒い四角枠で囲まれているのがAL_JUMA1 An-70。
さらにその北は自機E-3を狙って来る敵戦闘機部隊。

目標の攻撃は対空も対地もコンピュータにまかせても大丈夫でしょう。ただ対地攻撃部隊が敵機に狙われないよう付近の戦闘機は他の部隊に撃墜させるか攻撃部隊がF-22であれば自分で撃墜するのが良いでしょう。ただA-50は敵地の奥深くにいてまわりをKHALAZ5隊を含む敵戦闘機がCAPしているのでこれは自分でF-22のステルス性を活かし、忍び寄ってから目標だけ撃墜するのがよいでしょう。

このミッションは早いうちに失敗原因を除いておけば、あとは時間さえかければクリアできるはずです。